2020-2021 JCXナショナルシリーズが開幕。全9戦予定していたが野辺山、宇都宮の2Days開催のUCIレースがキャンセルになり、現在のところ5戦でシリーズチャンピオンを争うことになった。
シリーズ第1戦の「TREK CROCKET PRESENTS 取手ステージ」が茨城県取手市小貝川リバーサイドパークで行われた。
昨年は台風の影響で中止になってしまったため、2年ぶりの開催となった。コースは小貝川に沿って例年より広範囲に設定、1周約2.5kmのコース長。
午後の試走後に行われた女子エリートは2018年、2019年2年連続チャンピオンの松本璃奈(TEAM SCOTT JAPAN )のホールショットで幕を開けた。松本がリードを広げるかと見えたが1周目完了時にはスタート失敗した唐見 実世子(弱虫ペダルサイクリングチーム)が後方から追いつき、西山 みゆき(ToyoFrame FieldModel )、小田 恵利花(SNEL)、中島 瞳(Limited Team 846/KURE)の5人が先頭パックとなって2周目に突入。地脚で勝る唐見のスピードアップよって小田がパックから離脱、残る3人で唐見を追うがセカンドパックから松本が遅れた。唐見は周回ごとに後続との差を広げ独走で開幕戦を勝利。この会場4連覇となった。今年ジュニア1年目の中島が西山を振り切って2位。西山が3位となった。このレースの出走は22名、完走は21名だった。
82名が出走した男子エリートは小坂 光(宇都宮ブリッツェン)のホールショットでレースが始まった。1周目完了時には小坂 光(宇都宮ブリッツェン)、織田 聖(弱虫ペダルサイクリングチーム)、前田 公平(弱虫ペダルサイクリングチーム)、斎藤 朋寛(RIDELIFE GIANT )、積田 連(SNEL CYCLOCROSS TEAM)の5名が先頭パックに。後続でも数名によるパックができた。織田がペースを上げると先頭パックに中切が発生。織田を追うのは小坂、前田。3周回目に前田が小坂の隙を突き一気にペースアップして先頭の織田にブリッジすると、チームメイトの織田と前田は協調して速いペースでラップを刻む。小坂は単独3番手で先頭の二人を追うが差は広がる一方。ラスト2周になりシケインを越えたS字の切り返しで露出してある木の根で前田がリヤタイヤを滑らせてしまい脚を付くと一瞬にして差が開く、スプリント勝負にしたくない織田はペースを上げ逃げ切り、2018年にUCIレース初優勝を飾った同じ会場で再び勝利した。なお、この11周で行われたレースの完走者は33名だった。
主なレース結果は次の通り
男子エリート(11Laps)
1:織田 聖(弱虫ペダルサイクリングチーム)1:03:47.5
2:前田 公平(弱虫ペダルサイクリングチーム)+00:15
3:小坂 光(宇都宮ブリッツェン)0 +01:31
女子エリート(7Laps)
1:唐見 実世子(弱虫ペダルサイクリングチーム)46:03.1
2:中島 瞳(Limited Team 846/KURE)+01:37
3:西山 みゆき(ToyoFrame FieldModel )+02:11
男子マスターズA(6Laps)
1:石川 正道(Champion System Japan )38:16.4
2:筧 五郎(56 )+00:07
3:生田目 修(イナーメ信濃山形)+01:02
男子マスターズB(4Laps)
1:湯浅 勉(RIDE LIFE GIANT)27:02.3
2:山本 誠一(DEVOTION)+00:05
3:浅井 秀樹(SNEL CYCLOCROSS TEAM)+00:24
男子ジュニア(6Laps)
1:永野 昇海(イナーメ信濃山形)38:53.5
2:山内 渉(名古屋高校自転車競技部 )+00:08
3:塚越 一生(AKIRUNO CYCLIG ACADEMY)+00:51
他のカテゴリはAJOCCホームページでご確認ください。
11月5日(木)〜8日(日)にヤマダグリーンドーム前橋で開催される第89回全日本自転車競技選手権大会トラック・レースについては、観戦が可能です。ぜひご来場ください。
※入場料無料
なお、ご来場時には次の通り新型コロナウイルス感染防止を実施いたしますので、ご協力をよろしくお願いいたします。
・当日の体調が良くない場合はご来場をお控えください。
・入場時にサーモグラフィーによる体温チェックを実施いたします。熱が37.5度以上ある方は入場をお断りしますのでご了承ください。
・入場時、新型コロナウイルス接触確認アプリ(COCOA)の利用有無を確認させていただきます。このアプリを利用されていない方は連絡先のご記入にご協力ください(30日保存後破棄)。
・場内では原則マスク着用をお願いいたします。また、観戦時に大声での声援等はご遠慮ください。
大会情報
大会名:第89回全日本自転車競技選手権大会トラック・レース(エリート・パラサイクリング)
開催日:2020/11/5(木)〜2020/11/8(日)
開催地:群馬県・ヤマダグリーンドーム前橋
(群馬県前橋市岩神町1-2-1)
大会要項等、大会情報はこちらをご参照ください。
第89回全日本自転車競技選手権大会トラック・レース(エリート・パラサイクリング)
下記大会カレンダーページにインフォメーション1023版を掲載しました。
どうぞご確認ください。
大会ページはこちらより
本日、10月23日(金曜日)12:00よりエントリーを開始します。
エントリーは11月10日(火曜日)23:59までです。
エントリーは下記より
https://entry.jcf-system.jp/entry/
今後競技に関する情報を適宜発信してゆきますので、それまでお待ちください。
2020-21年シーズンJCX National series (ジャパンシクロクロスナショナルシリーズ)は、国際自転車競技連合(UCI)規則に従って行われる国際大会等、一連の公益財団法人日本自転車競技連盟の公認大会です。共通テクニカルガイドに共通事項を取りまとめました。
詳細は各個別の大会要項・テクニカルガイドが優先されます、あわせてご確認ください。
※ 本年度のJCXナショナルシリーズ ランキングについて
• 男女エリートは52週のローリング方式をもちい、52週の対象期間に開催された大会合計数に 60%を掛けて算出された大会数(小数点以下は切り上げ)の上位獲得ポイントと、全日本選手権大会のポイントを換算しランキングします。
• マスターズ/男子ジュニアは、今シーズンに開催された大会合計数に60%を掛けて算出された大会数(小数点以下は切り上げ)の上位獲得ポイントに、全日本選手権のポイントを換算しランキングします。ただし、大会合計数が3大会以下の場合には 100%算入します。
大会実施要項など掲載しました。
エントリーは10月23日(金)12:00~開始
第26回全日本選手権シクロクロス 飯山大会
10月15日 24:00締め切りの全日本自転車競技選手権トラック・レース(エリート)において、エントリーシステムの不具合により参加申込が出来なくなる事案が発生いたしました。
申込希望者の不達等が考えられることからトラック・レース(エリート)に関して、次の通り再申込を行うことといたします。
ご確認くださいますよう宜しくお願いいたします。
・再申込期間:2020年10月16日(金)13:00〜10月19日(月)13:00
(メール問合せ等にて既に事務局から返答があった方については再申込不要です)
※参加申込に関しては15日24時迄に申込を終了した者および再申込で19日13:00迄に申込したもの全ての者を対象にし参加者を決定します。
※申込確認について:エントリーリストは後日JCFウエブサイトにて公表するので、各自でエントリー完了を確認すること。
なお、本エントリーサイトにおいて不備が生じた事を重ねてお詫びいたします。
大会要項等、大会情報はこちらをご参照ください。
第89回全日本自転車競技選手権大会トラック・レース(エリート・パラサイクリング)
エントリーはこちらから
■2020自転車ロード世界選手権
NHK-BS1
本放送:10月19日(月)午前0:26〜午前02:05
再放送:10月20日(火)午前09:00〜午前10:50
〜番組紹介〜
ツール・ド・フランスからおよそ1週間後に開催された男子エリートロードレースには、ツール・ド・フランスで活躍した選手たちが続々と集まり、世界一を競い合った。
2020ツール・ド・フランスの覇者タデイ・ポガチャル(スロベニア)、2018世界選手権を制したアレハンドロ・バルベルデ(スペイン)、地元からは2014ツール・ド・フランスを制したビンツェンツォ・ニバリなど強豪たちが出場した。日本からは唯一の参加者として新城幸也が出場。序盤から飛び出し積極的に先行するレースを展開する。
果たして2020世界選手権のチャンピオンとなるのは誰なのか、そして日本の新城幸也の走りはどのような結末を迎えるのか。
番組では男子エリートロードレースの模様をたっぷりとハイライトでお伝えします。
【出演者情報】
初山 翔(解説:元プロロードレーサー) 木下 貴道(実況)
2020-2021年シーズンにおけるトラック種目のジュニア育成強化事業強化指定選手を、下記のとおり募集いたします。
※ロード種目の募集については後日ご案内いたします。
◼2020-2021年ジュニア育成強化事業募集概要・要項(トラック)
※この発表は表記の日時現在のものであり、追加変更の可能性があります。
◼ジュニア育成強化事業(トラック)に関するお問い合わせ
公益財団法人日本自転車競技連盟 業務部
Email:gyomu@jcf.or.jp
10月3日、4日に富士見パノラマリゾート(長野県)にて「2020年度シクロクロス合宿研修会」が、厳格な新型コロナウィルス感染防止対策のもとで実施され、女子、男子ジュニア・ユースカテゴリーを中心に2020-2021年度のシクロクロス強化指定選手が12名参加した。
今回、JCF主催として初めてシクロクロス選手を対象に実施した本合宿は、世界をめざす選手、スタッフ(コーチ、メカニック、審判)、競技連盟が集い、相互理解を深めることを第一の目的とし、実技講習や座学を通じてコミュニケーションを高め、お互いに助け合うといったチームを編成して海外で戦うための基礎的な要素に重きを置いた。
コーチを務めたのは、三船雅彦氏と辻浦圭一氏。ともにシクロクロスの本場、オランダやベルギーを拠点に世界トップクラスの大会で活躍した実績をもつ。選手たちが楽しみにしていた実技講習は、ゲレンデ内のオフロードや近郊のオンロードを使用し、タイヤの空気圧設定や障害物に対する体重移動、コーナーでのペダリングなど、ベーシックな内容を再確認。経験豊富なコーチの的確な指導により、若手中心の選手たちはすぐに改善点を見い出し、よりよいスキルを習得。それぞれの走りに磨きをかけた。
また期間中、3つのセッションに分けて行われた座学では、国内屈指の専門家である日本アンチドーピング機構公認DCOの本田昭二先生やナショナルチームの小林輝紀メカニックが、若い選手にもわかりやすく、かつ実用的な講義を展開。さらに選手からの競技にまつわるさまざまな質問にコーチ陣が答え、ナショナルチーム公式サプライヤーのチャンピオンシステムによるレーシングウェアのフィッティングも行った。
新型コロナウィルス感染防止対策として検温などを実施
富士見パノラマリゾートでの実技講習風景
富士見パノラマリゾートでの実技講習風景
富士見パノラマリゾートでの実技講習風景
富士見パノラマリゾートでの実技講習風景
富士見パノラマリゾートでの実技講習風景
富士見パノラマリゾートでの実技講習風景
富士見パノラマリゾートでの実技講習風景
富士見パノラマリゾートでの実技講習風景
富士見パノラマリゾートでの実技講習風景
コーチを務めた代表監督でもある三船雅彦氏
全日本選手権9連覇の辻浦圭一氏もコーチとして参加
過酷な海外での経験豊富な小林輝紀メカニック
参加者の機材トラブルに迅速に対応する諏訪孝浩メカニック
チャンピオンシステムジャパンによるウェアのフィッティング
アンチドーピングについての座学風景
アンチドーピングについて講義を行う本田昭二先生
この事業は、競輪の補助を受けて実施しました。