新着情報

梶原悠未 金メダル獲得!<2020UCIトラック世界選手権大会 Day3速報 >

2月 29th, 2020

現在ドイツ・ベルリンで開催されている、世界選手権トラックレース3日目の女子オムニアムにおいて、梶原 悠未(茨城・筑波大学)がこの種目日本人初の金メダルを獲得した。

日本人がエリート・トラック世界選手権で金メダルを獲得したのは1987年俵 信之(男子スプリント),本田 晴美(男子ケイリン)以来の33年ぶり。男女合わせて4人目、女子では日本人初の金メダル獲得となりました。

リザルト:https://www.tissottiming.com/2020/ctrwch/en-us/default/Stage/15/Results/4

4日目(29日)は、男子スプリントと男子オムニアムが行われます。

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【2020UCIトラック世界選手権大会 速報】2月27日の結果

2月 28th, 2020

男子 ケイリン

-1回戦
第2組 新田祐大 4着
第4組 河端朋之 6着
第5組 脇本雄太 1着

-1回戦 敗者復活戦
第2組 河端朋之 1着
第3組 新田祐大 1着

- 1/4決勝
第1組 河端朋之 5着(敗退)
第2組 脇本雄太 2着
第3組 新田祐大 1着

- 1/2決勝
第1組 脇本雄太 1着
第2組 新田祐大 5着

- 決勝
1位   LAVREYSEN Harrie(オランダ)
2位   脇本雄太(JPCA JPCU福井/チームブリヂストンサイクリング)
3位   AWANG Mohd Azizulhasni(マレーシア)
12位(降格) 新田祐大(JPCA JPCU福島/ドリームシーカー)

 

女子 スプリント

小林優香
予選22位(10.712)
1/8決勝敗退


太田りゆ
予選26位(10.901)
1/16決勝敗退

#女子スプリントの決勝は2/28

 

2/28の日本人選手出場種目は、女子オムニアムです。

引き続き応援のほどお願いいたします。

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脇本雄太 銀メダル獲得!<2020UCIトラック世界選手権大会 Day2速報 >

2月 28th, 2020

現在ドイツ・ベルリンで開催されている、世界選手権トラックレース2日目の男子ケイリンにおいて、脇本雄太(JPCA JPCU福井/チームブリヂストンサイクリング)が銀メダルを獲得した。

 
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【2020UCIトラック世界選手権大会 速報】2月26日の結果

2月 27th, 2020

男子チームパーシュート 予選
1位 デンマーク    3分46秒579
2位 ニュージーランド 3分48秒742
3位 フランス     3分49秒558

9位 日本(沢田、窪木、今村、近谷)3分52秒956(日本新記録)
※予選の8位までが1回戦へ。

男子チームパシュート  1回戦
1位 デンマーク    3分46秒203(世界新記録)
2位 イタリア     3分46秒513
3位 ニュージーランド 3分47秒501
4位 オーストラリア  3分48秒625
※決勝は2/27

男子チームスプリント 予選
1位 オランダ 41秒987
2位 イギリス 42秒471
3位 フランス 42秒805

9位 日本(雨谷、新田、深谷)43秒416

※8位以上が1回戦へすすむ。

男子チームパーシュート 1回戦
1位 オランダ  41秒275
2位 イギリス  42秒294
3位 フランス  42秒730
4位 オーストラリア 43秒044

男子チームスプリント 決勝
1位 オランダ 41秒225(世界新記録)
2位 イギリス 42秒400
3位 オーストラリア 42秒829

女子スクラッチ 決勝
1位 WILD Kirsten (オランダ)
2位 VALENTE Jennifer(USA)
3位 MARTINS Maria(ポルトガル]

22位 古山稀絵(日本)

2/27の日本人選手の出場種目と選手名
男子ケイリン(新田、河端、脇本)
女子スプリント(小林、太田)

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2020UCIトラック世界選手権大会 速報

2月 26th, 2020

ドイツ・ベルリンで2020年2月26日~3月1日の5日間でUCIトラック世界選手権大会が開催されます。

大会1日目 2月26日(水)の日本人選手(苗字のみ、敬称略)
男子チームパーシュート(スタート予定 窪木、近谷、今村、沢田)
男子チームスプリント(スタート予定選手 雨谷、新田、深谷)
女子スクラッチ(スタート予定選手 古山)

皆様の暖かい応援よろしくお願いいたします。

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【JCFランキング更新】シクロクロス 2019-2020 season 20200210日吉大会終了後

2月 21st, 2020

2019-2020 season JCFランキング 20200210(日吉大会終了後)

◾️JCFシクロクロスランキング 2/10

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マウンテンバイクシーズン2020(チーム登録も開始いたしました)

2月 14th, 2020

2020年は、すでに2月タイで開催のアジア選手権大会が終了しましたが、7月には静岡県伊豆市でオリンピックでのマウンテンバイク競技が開催されるなど話題も豊富です。
4月からスタートする国内マウンテンバイクシーズンでは、従来からテクニカルなコースとして評判であった菖蒲谷(兵庫県たつの市)が、大雨での被害からも復活し今年グレードをあげてCJ-1としてクロスカントリー第1戦。続く熊本県吉無田高原ではUCI大会として再び登場。長年開催されている滋賀県のびわ湖大会、前橋グリーンドームの近くではショートトラック、エリミネーターが開催。5月末のUCIクラス1クロスカントリーレース「やわたはま国際」はオリンピック出場ランキング対象の最終大会となります。続く石川県白山市の一里の温泉はCJ-1クラス。長野富士見パノラマではダウンヒルの第1戦を含むUCIクラス3レースを開催。
オリンピック大会後の8月には白馬村でのJOCジュニアオリンピックカップと2週連続で開催となるCJ-1クラス。岐阜県郡上市ウイングヒルズ白鳥でのダウンヒル第2戦。埼玉県川越市でのショートトラック、エリミネーターのCJ-2クラスに続いて、山口県深坂でのUCIクラス3クロスカントリー。秋田県仙北市田沢湖で昨年に引き続き全日本選手権大会が開催。シュートトラックの全日本も開催が予定されています。ゆぶね(京都府和束町)では2021ワールドマスターズゲームズの前哨戦とも言えるUCIクラス3クロスカントリーレース。そのあと11月に入って、山口県十種ヶ峰ではUCIクラス1ダウンヒルレースにて2020年の公認大会閉幕いたします。

参加選手の皆様には各地で開催されます各公認大会にご参加いただける機会を提供すると共に、ユース、ジュニア層の強化合宿開催や、上級の公認審判員講習会などの事業も予定しておりますのでご期待ください。

・ 全日本選手権大会、公認大会(Coupe du Japon MTB等)参加にはJCF競技者ライセンス、およびチーム登録が必要です。
(臨時登録により出場できる年少者クラスの競技者は除く)

・ チーム登録がされていない競技者は、各クラスへの出場権、ポイント・ランキングの権利、年度途中昇格はできません。

・ 参加にあたっては、下記の手順にてお願いいたします。(詳しくはテクニカルガイド等をご確認ください。)



1)JCF競技者登録を行いライセンスを取得してください。

・2020年(令和2年)登録についてはこちらをご覧ください。

2)チーム登録を行ってください。
マウンテンバイク公認大会参加に必要です。1名からでも登録できます。
各クラスには登録資格がありますので、登録資格にあるかは、昨年度ランキングおよび、共通テクニカルガイドを参照した上で手続きください。参加される大会開催日の前月までに登録されていることが必要です。(登録に際しては事前にスポーツエントリーへの登録が必要になります)
チーム登録専用サイト

3)各大会エントリーにつきましては各主催者へお申込みください。

2020公認大会カレンダー

4)MTBに関するお問合せアドレスはこちら

5)参考資料等

2020 Coupe du Japon 共通テクニカルガイド(PDF)

2020マウンテンバイク 各カテゴリーの登録資格者リスト(PDF)

2019ランキング

<競技規則>
・競技規則 JCFサイトまたはUCIサイトより最新のものを参照ください。

<Coupe du Japonサイト>
Coupe du Japon MTB (MTBリーグのサイトに飛びます)

 

<2020公認審判員向け執務希望アンケート>
2020年に有効なマウンテンバイク公認審判員資格をお持ちで、執務を希望する方は、下記より執務アンケートをお願いします。
執務希望アンケートのページ

第一次締切:2020年2月28日(金)
第二次締切:2020年3月19日(木)
※ライセンス有効期限にご注意ください。

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2019-2020シーズン JCXシリーズ第10戦 スチールの森 京都 レース結果

2月 10th, 2020

2019-2020シーズン JCX第10戦 スチールの森 京都

2019-2020シーズンJCXシリーズ最終戦となる第10戦が京都府南丹市日吉町にあるスチールの森で行われた。夜半から降り続いた雪によりコース全面10cmほどの積雪の中レースが行われた。コースは約1kmのスタートループ後2.4kmの周回長。

女子CL1には18名が出走。ホールショットを奪ったのは鵜飼 知春(八ヶ岳CYCLOCROSSCLUB)。いくつかのコーナーを抜け赤松 綾(SimWorks Racing)が先頭に出て、それに唐見 実世子(弱虫ペダルサイクリングチーム)が続く。やがて身体のキレがない赤松は遅れ始め唐見と鵜飼のパックとなるが、唐見が前に出るとその差は徐々に広がった。鵜飼に2分差をつけ唐見が優勝と共にシリーズチャンピオンの座を獲得した。4周回で争われたこのレースの完走者は14名だった。

女子CL1と2分差でスタートしたCJクラスでは世界選手権帰りの鈴木 来人(ボンシャンスACA)が後続を振り切って優勝。2位には序盤トップを走っていたが、パンクで大きく順位を落とした副島 達海(Limited Team 846)が最終周に2位まで順位を戻した。3位には鈴木とトップ争いを展開した大谷 玄真(榛生昇陽高校)が入った。

この日の最終レースとなった男子C1は77名が出走。ホールショットを決めたのはU23全日本チャンピオンで約2ヶ月の欧州遠征から帰国した織田 聖(弱虫ペダルサイクリングチーム)。2年連続エリート全日本チャンピオンの前田 公平(弱虫ペダルサイクリングチーム)と前節蔵王でのJCX第9戦で今期初勝利をあげた小坂 光(宇都宮ブリッツェン)の3人のパックでレースが展開。1周目の後半のピット直前で織田がパンクで数秒遅れるが、すぐさま3人のパックに戻る。織田はその後再びパンクし、ペースダウンを余儀なくされ、優勝争いは前田と小坂の2名に絞られた。互いに得意なセクションで前に出たり下がったりの展開だったが残り2周で小坂が若干リード。小坂と前田の差は徐々に開き始め小坂がそのままフィニッシュしJCX2連勝を達成した。前田は2分差でフィニッシュ。織田はその40秒後にフィニッシュした。8周回で争われたこのレースの完走者は8名だった。

これによりJCXシリーズのランキングが確定
男子
1 : 前田 公平(弱虫ペダルサイクリングチーム)
2 : 小坂 光(宇都宮ブリッツェン)
3 : 織田 聖(弱虫ペダルサイクリングチーム)

女子
1 : 唐見 実世子(弱虫ペダルサイクリングチーム)
2 : 赤松 綾(SimWorks Racing)
3 : 松本 璃奈(TEAM SCOTT Japan)

各クラスのレース結果は以下の通り
C1 (1.00km+2.40kmx8Laps)
1 : 小坂 光(宇都宮ブリッツェン) 1:02:52.4
2 : 前田 公平(弱虫ペダルサイクリングチーム) +2:01
3 : 織田 聖(弱虫ペダルサイクリングチーム) +2:42

CL1 (1.00km+2.20kmx4Laps)
1 : 唐見 実世子(弱虫ペダルサイクリングチーム) 0:40:30.4
2 : 鵜飼 知春(八ヶ岳CYCLOCROSSCLUB) +2:02
3 : 赤松 綾(SimWorks Racing) +3:57

CJ(1.00km+2.20kmx5Laps)
1 : 鈴木 来人(ボンシャンスACA) 0:46:43.6
2 : 副島 達海(Limited Team 846) +0:29
3 : 大谷 玄真(榛生昇陽高校) +1:24

CM1(1.00km+2.20kmx4Laps)
1 : 國分 圭二(Mt.HASE321) 0:37:17.9
2 : 小橋 洋二(ドM組合_おcx/BIBA BIKES JAPAN) +0:09
3 : 三船 雅彦(MasahikoMifune.com Cycing Club) +0:47

C2(1.00km+2.20kmx4Laps)
1 : 福井 英太(ヴィルベルヴィント) 0:38:23.7
2 : 篁 佳太(STRADA) +0:13
3 : 森 真崇(龍谷大学) +0:17

CL2(1.00km+2.20kmx3Laps)
1 : 日吉 愛華(LimitedTeam846まるいち) 0:31:25.9
2 : 竹中 希春(Limited Team 846) +1:23
3 : 山崎 友里(バルバクラブタカオカ) +2:39

CM2(1.00km+2.20kmx4Laps)
1 : 木下 泰一(ヴィルベルヴィント) 0:38:05.6
2 : 北野 健治(フリーダム) +0:01
3 : 宮田 敬一(アミーゴ倉敷トライアスロンクラブ) +0:15

C3 (1.00km+2.20kmx4Laps)
1 : 高枝 大智(CCCC) 0:35:22.5
2 : 水本 凌(同志社大学) +0:21
3 : 四宮 寛人 +0:35

CL3(1.00km+1.60kmx3Lap)
1 : 大浦 玲音(姫路市立置塩中学校) 0:26:18.8
2 : 井上 美幸(マリンスノー with ストークトサイクル) -1Lap
3 : 村尾 尚美(村上建具) -1Lap

CM3(1.00km+2.20kmx3Laps)
1 : 末藤 慎一朗(遊輪クラブ) 0:31:31.0
2 : 川滝 昌利(チーム アレリドレー) +0:25
3 : 城谷 隆宏(遊輪クラブ) +0:34

C4(1.00km+2.20kmx3Laps)
1 : 木村 一義(3C) 0:29:45.4
2 : 老原 大智(LOKO RACING) +0:04
3 : 佐川 友樹(ストラーダライダーズ) +0:11

U17(1.00km+2.20kmx4Laps)
1 : 柚木 伸元(Pro Ride) 0:33:45.1
2 : 香月 空良(SimWorks Racing) +2:59

U15 (1.00km+2.20kmx3Laps)
1 : 澤井 千洋(TEAM GRM) 0:29:14.1
2 : 河村 元(Limited Team 846/Bike Team 回転木馬) +0:36
3 : 自檀地 一(宇陀サイクルレーシング) +1:43

CK1(0.00km+0.90kmx2Laps)
1 : 瀬戸山 紀介(TOKAI POTENZA) 0:09:02.0
2 : 平山 開登(Tama-Hira Bicycle Club) +0:53
3 : 佐藤 那音(Limited Team 846) +1:12

CK2(0.00km+0.90kmx2Laps)
1 : 南 翔大(TCKR ) 0:07:05.1
2 : 鎌谷 律((有)村上建具) +0:47
3 : 鈴木 名人(ボンシャンス) +0:55

CK3(1.00km+1.60kmx3Laps)
1 : 松山 海司(Sonic-Racing/SRAM) 0:19:43.4
2 : 日吉 彩華(LimitedTeam846まるいち) +1:43
3 : 高井 鉄生(ボナペティ) +2:04

CC(1.00km+1.60kmx2Laps)
1 : 衣川 一宏 0:20:25.2

詳細のリザルトについてはAJOCCホームページで確認してください。

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【大会レポート:最終日】第26回アジアマウンテンバイク選手権大会/第12回アジアジュニアマウンテンバイク選手権大会

2月 5th, 2020

1 日時 令和2年2月1日〜2月5日
2 会場 タイ チェンライ

大会最終日となる五日目はXCE(クロスカントリーエリミネーター)が開催されて、日本からは竹之内悠が参加した。
XCOとは別に作られたコースは基本的にワンラインのコーナーが多い為、スタート直後のゆるい登りから1stコーナーへの入りが重要となる。
13時からタイムトライアルが行われて、その結果をもとに1/4、セミファイナル、ファイナルと各組2名ずつ勝ちあがる方式で行われた。
予選のタイムトライアルは1:56:147で2位と幸先のいいスタートとなったが、予選1位のタイに3秒差をつけられた。2分弱で3秒差はとても大きな差であり、日本チームとしてインターバル中にマッサージや冷却、ローラーなど出来る限りのサポートを行った。
クォーターファイナルは余裕で先頭で通過、セミファイナルでスタートのクリートキャッチを完全に失敗してしまい、4位で最初のコーナーへ。コーナーで攻めて走って前を詰めたが、前の選手にラインをふさがれ完全にストップしてしまい敗退となった。
5位決定戦のスモールファイナルのメンバーはインドネシアの昨年の覇者、優勝候補の台湾と強豪が揃いスタートから激しいレースが行われた。3番手でファーストコーナーを抜けてそのままゴールとなり7位となった。

レースを終えて、タイをはじめ他国は種目の多いマウンテンバイク競技全体の強化を行っておりどのレースも競技力が向上している印象を受けた。
今後選手各自の努力だけでなく、日本全体での強化をしっかりとおこなっていく必要性を強く感じた。

沢山のご声援ありがとうございました。

JCF
マウンテンバイクヘッドコーチ
鈴木雷太

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世界選手権遠征【監督コメント掲載】

2月 5th, 2020

約1週間の遠征日程を消化し選手団は2月4日夜、成田空港へ無事到着しました。
今回遠征についての監督コメントを公開します。

リザルト等は下記カレンダーにてご覧いただけます。
https://jcf.or.jp/events/uci-cyclo-cross-world-championships%ef%bd%a5dubendo?category=cyclocross


2020UCIシクロクロス世界選手権大会
~今回の遠征について~ 監督所感

今年は、ジュニア選手全員、同一周回で完走したことは昨年の結果と比べると大きなステップアップとなった。日本にはない泥のコースコンディションのなかで結果を残せたことはレースの結果として良い内容であり、好成績に繋がった。

鈴木選手と石田選手は、レース中にトラブル(靴の紐が切れたり、落車したり)あったが、それらのトラブルがなければ、約2分は早くフィニッシュしていただろう。

昨年は世界選手権の直前にナショナルチームの監督として呼ばれ、監督としての準備期間が短かったため、考えていた通りには進められなかったが、今年は、事前合宿を愛知牧場で実施し、鈴木選手、石田選手、赤松選手が参加した。

この合宿では、轍(わだち)の練習をしたことが本番でもいかせたように思う。

また、事前合宿の前から、選手個々とも連絡を取り合い、相談を受けて、それに対してのアドバイスを通して、選手としてレースに挑む意識を変えていけたことが、今回の好成績につながったのではないかと思う。レース中の(ジュニア)選手の表情が戦う表情に変化していることが見て取れて嬉しかった。

織田選手は、欧州でのW杯の参戦を通じて、欧州の選手との会話からタイヤや空気圧についての情報を収集していた。そのような事も加えて、大会での選手の機材設定は世界とほぼ同等になっていたと思う。

ジュニア選手の空気圧をレース前に0.1下げた事も、好成績につながった要因である。

もし下げていなかったら、滑ってしまい、好成績には繋がらなかったかもしれない。

日本は硬い路面のコースが多いが、欧州での泥のコースコンディションでは空気圧を低圧で走ることを欧州の選手からの情報を得たことや、ベルギー人のスタッフからの現地情報も非常に役立った。

現時点の日本人の実力ではエリートカテゴリーで好成績を出す事は難しく、今後はジュニア、若しくはジュニア以前(U17)の育成をしていくことにより世界で戦える選手を輩出してきたい。今後の目標は完走ではなく、もっと高い目標を掲げて強化育成を進めることを考えている。

今回のナショナルチームは、スタッフ含めて良いチームであった。

皆様の、大会前~大会までのご指導、ご協力に心より感謝します

JCFシクロクロス小委員会委員長
シクロクロスナショナルチーム監督 三船 雅彦

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