全日本選手権自転車競技大会シクロクロスの参加資格を下記の通り決定いたしましたのでお知らせいたします。
*UCIポイント保持者
*JCFポイントランキング上位60名(UCIポイント保持者を除かない)
ポイント対象大会は2022年12月17日(土)、18日(日)に行われる宇都宮シクロクロスまでとする。
全日本選手権自転車競技大会シクロクロスの参加資格を下記の通り決定いたしましたのでお知らせいたします。
*UCIポイント保持者
*JCFポイントランキング上位60名(UCIポイント保持者を除かない)
ポイント対象大会は2022年12月17日(土)、18日(日)に行われる宇都宮シクロクロスまでとする。
<大会レポート>
前週に開催された第5-6戦に続き、シリーズ最終にあたる第7-8戦が開催されました。
日本チームは、Under23男子の中井飛馬が前週より順位をあげ第7戦2位、第8戦にて3位の表彰台を獲得しました。
また、シリーズ年間ランキングでは、Under23女子の丹野夏波の4位が最高位でした。
下記、各クラスの結果レポート
エリート 女子
シリーズ第2戦での怪我から回復し、今コロンビア遠征が復帰戦となった畠山紗英。
第7戦は準決勝へ進出し、好スタートを決めて上位争いで第1コーナへ進入するも、アウトコーススタートだったため内側から入られてしまい6位でレースを展開。 決勝進出の4位まで追い上げることはできなかった。
最終戦の第8戦でも同様の展開となり、先頭集団のオリンピックチャンピオンや、世界チャンピオンを追いかけるも、1人届かず準決勝5位でレースを終えた。
4戦を通して決勝進出はならなかったものの、レースごとにパフォーマンスをアップし、最終戦は全体の9位と決勝進出まであと一歩のところまで調子を戻した。
<畠山紗英 コメント>
決勝には上がれずリザルト的には納得ではありませんが、復帰戦でもありタフなレースは予想していたので、4大会を通して細かい面を改善して、レース感覚を取り戻せたことと、順位をあげられたことはプラスとして捉えています。
来年に向けてのオフシーズンとなりますが、来年は怪我がないシーズンにできるよう、ベースの面からトレーニングをやり直す時間にしたいと思っています。
Under 23 男子
前週の第5−6戦では表彰台を逃した中井飛馬と、1/8決勝での敗退が続いた島田遼であったが、第7戦では中井が準決勝を全体の2番で勝ち上がり決勝へ進出。
決勝では1番スタートを決めるも、最初のストレートでイン側に寄せきれず、世界チャンピオンであり第6戦にて中井を抜かし優勝を勝ち取っているフランスのガロヤンがレースをリード。
2番手でチャンスを狙うも、終始差は変わらず2位でフィニッシュ。
最終戦の第8戦も中井は決勝へ進出するも、スタートで少し出遅れてしまい3位で第1コーナーを通過。
準決勝にて疲労の限界を迎えていた中井は、追い上げることはできなかったが終始3位をキープし、2日連続での表彰台を獲得した。
島田は第7戦は1/8決勝を通過圏内の4位を走行するも、最終コーナーにて内側から抜かされてしまい、最終0.008秒の僅差で準々決勝進出を逃してしまった。
続く第8戦では、敗者復活戦のラストチャンスクオリファイにて2位を走るも、トップの選手のクラッシュに巻き込まれてしまい、悔やまれる敗退となった。
中井、島田の両選手は、本年がU23カテゴリー最終年となり、来年からはエリートカテゴリーでの参戦となる。
<中井飛馬 コメント>
第7戦では、決勝でも良いスタートが決まり、レース全体を通してもミス無く走れましたが、1位までは一歩及びませんでした。
第8戦では、準決勝での力を使い切り、決勝では戦う力が残っていませんでしたが、その状況での3位は納得しています。
今シーズンは優勝こそ逃しましたが、Under23で走ったこの2年間は、1戦1戦を通して勝ち上がり方を学び、来年からのエリートカテゴリーに向けての成長と課題発見ができました。
大きなステップアップになりますが、目指してきたエリートでの表彰台獲得に向けて挑戦していきます。たくさんの応援と祝福のメッセージ、ありがとうございました。
<島田遼 コメント>
世界選手権大会での悔しさをバネに、このコロンビア大会4連戦に向けて調整してきましたが、最後も高速で切り替わるレース展開を読みきれず終わってしまいました。
シーズンオフの前には全日本選手権が残っていますが、そこでの結果、そして来シーズンに向けての取り組みをプランして再出発します。
Under 23 女子
今大会に参戦している丹野夏波と籔田寿衣は、第5−6戦では両日ともに決勝進出を逃したため、数日ではありましたが回復と修正に取り組み、第7−8戦に望みました。
丹野夏波は得意とするスタートを活かし、両日ともに決勝へ進出。
第7戦の決勝では第1コーナーを3位で通過し表彰台も見えましたが、後半で順位を落とし5位。
第8戦では、中盤まで丹野含む5名の選手が混戦状態で3位争いをするも、前日同様に最終5位でレースを終えました。
籔田は両日ともに準決勝でのスタートに遅れ、第8戦では前走の選手の転倒に巻き込まれてしまい決勝進出はなりませんでした。
年間ポイントランキングは、丹野が4位、籔田は11位でシーズンを締めくくりました。
<丹野夏波 コメント>
シーズン後半戦の今回は、なかなか上位を狙える状態ではなく、辛いレースが続きました。
最後の2戦では決勝に進出できましたが、あと1つずつ順位を上げていればシリーズでも3位に入れたので、悔しさが残るレースでした。
来年からはエリートになるので、しっかりと勝ち上がれる力をつけてシーズン開幕に備えたいです。
<籔田寿衣 コメント>
世界選手権前の怪我から、レースはこなしてきましたが、しっかりとトレーニングを積むことができず、今大会では追い上げる展開のレースで結果は残せませんでした。
悔しさは残りますが、Under23カテゴリーはあと2シーズンあるので、少し時間をとって体を回復させ、また表彰台に戻れるように頑張ります。
下記、各クラス参戦結果
第7戦 リザルト
<大会結果 エリート 女子>
優勝:SMULDERS Laura (オランダ)
2位:WILLOUGHBY Alise (アメリカ)
3位:CLAESSENS Zoe (スイス)
11位:畠山紗英 ※年間ランキング 14位
<大会結果 男子Under23>
優勝:GAROYAN Leo (フランス)
2位:中井飛馬(日本体育大学)※年間ランキング 7位
3位:LUI HIN TSAN Tatyan (フランス)
34位:島田遼(GAN TRIGGER)※年間ランキング 47位
<大会結果 女子Under23>
優勝:STURISKA Veronika Monika(ラトビア)
2位:WALKER Leila (ニュージーランド)
3位:GAYHEART Makenzie (アメリカ)
5位:丹野夏波(早稲田大学)※年間ランキング 4位
15位:籔田寿衣(大阪体育大学)※年間ランキング 11位
第8戦 リザルト
<大会結果 エリート 女子>
優勝:PAJON LONDOÑO Mariana (コロンビア)
2位:SMULDERS Merel (オランダ)
3位:CLAESSENS Zoe (スイス)
9位:畠山紗英
<大会結果 男子Under23>
優勝:BEARMAN Rico (ニュージーランド)
2位:MOLINA VERGARA Mauricio(チリ)
3位:中井飛馬(日本体育大学)
68位:島田遼(GAN TRIGGER)
<大会結果 女子Under23>
優勝:WALKER Leila (ニュージーランド)
2位:STURISKA Veronika Monika(ラトビア)
3位:GAYHEART Makenzie (アメリカ)
5位:丹野夏波(早稲田大学)
16位:籔田寿衣(大阪体育大学)
年間ランキング
<年間ランキング エリート 女子>
優勝:SMULDERS Laura (オランダ) 3608ポイント
2位:CLAESSENS Zoe (スイス) 2858ポイント
3位:SHRIEVER Bethany (イギリス) 2181ポイント
14位:畠山紗英 903ポイント
<年間ランキング 男子Under23>
優勝:GAROYAN Leo (フランス) 1063ポイント
2位:BEARMAN Rico (ニュージーランド) 834ポイント
3位:LUI HIN TSAN Tatyan (フランス) 733ポイント
7位:中井飛馬(日本体育大学)444ポイント
47位:島田遼(GAN TRIGGER)65ポイント
<年間ランキング 女子Under23>
優勝:STURISKA Veronika Monika(ラトビア)853ポイント
2位:GOMMERS Aiko(ベルギー)641ポイント
3位:BURFORD Thalya (スイス) 594ポイント
4位:丹野夏波(早稲田大学)573ポイント
11位:籔田寿衣(大阪体育大学)395ポイント
派遣選手団情報
派遣大会:2022年UCI BMXレーシングワールドカップ第5-8戦 コロンビア・ボゴタ大会
大会期間:第5−6戦 2022年9月23日(金)~ 9月25日(日)、第7−8戦 2022年9月30日(金)~ 10月2日(日)
開催場所:コロンビア・ボゴタ Pista de BMX Carlos Ramirez
<選手>
女子エリート
畠山 紗英(神奈川 日本体育大学)
男子U23
中井 飛馬(新潟 日本体育大学)
島田 遼(広島 Gan Trigger)
女子U23
丹野 夏波(神奈川 早稲田大学)
籔田 寿衣(大阪 大阪体育大学)
<スタッフ>
三瓶 将廣(監督・コーチ)
大韓民国・スンチョン市にて第27回アジア マウンテンバイク選手権、第13回アジアジュニアマウンテンバイク選手権が、10月19日より開幕します。
日本チームは、XCOエリートカテゴリーへ男子3名、アンダー23カテゴリーへ男子2名、女子2名、17-18歳が対象となるジュニアカテゴリーへ男子4名、女子1名、ダウンヒルエリートカテゴリーへ男子2名の合計14名の選手を派遣します。
応援の程よろしくお願いいたします。
派遣大会:第27回 アジア マウンテンバイク選手権
第13回アジアジュニアマウンテンバイク選手権
大会期間:2022年10月19日(水)~ 10月23日(日)
開催場所:大韓民国・スンチョン市
大会情報:公式ホームページ(https://www.uci.org/competition-details/2022/MTB/68482)
<選手>
XCO 男子エリート
竹内 遼(長野 FUKAYA RACING)
北林 力(長野 Athlete Farm SPECIALIZED)
宮津 旭(長野 PAXPROJECT)
XCO 男子U23
村上 功太郎(愛媛 松山大学)
鈴木 来人(長野 FUKAYA RACING)
XCO 女子U23
川口 うらら(兵庫 日本体育大学)
小林 あか里(長野 信州大学 弱虫ペダルサイクリングチーム)
XCO 男子ジュニア
高橋 翔(東京 東京都立多摩高等学校 Teens MAP)
嶋崎 亮我(東京 私立日本大学第二高等学校 FineNovaLAB)
古江 昂太(北海道 北海道滝川西高等学校 TEAM BG8)
遠藤 紘介(岡山 N高等学校 Sonic-Racing)
XCO 女子ジュニア
中島 瞳(埼玉 埼玉県立川越工業高等学校)
ダウンヒル 男子エリート
九島 勇気(神奈川 NS-Santa Cruz)
羽口 鉄馬(京都 CS Racing)
<スタッフ>
山本 幸平(テクニカルアドバイザー)
松本 駿(ジュニアコーチ)
小林 輝紀(強化支援スタッフ)
松尾 純(強化支援スタッフ)
松本 佑太(強化支援スタッフ)
木村 喜久(強化支援スタッフ)
清水 一弘(強化支援スタッフ)
黒江 祐平(監督)
日本スポーツマスターズでは、より魅力的な大会にすることを目的に、参加者を対象としたアンケート調査を実施していますので、ご協力をお願いします。
【参加者アンケート】
https://enquete.cc/q/sportsmasters2022
【大会運営に関するアンケート】
https://enquete.cc/q/opinionbox2022
9月25日男子エリートロードレース 266.9㎞
レース結果
1位 EVENEPOEL Remco(ベルギー)6h16m08s
2位LAPORTE Christophe(フランス) +2m21s
3位MATTHEWS Michael(オーストラリア)+2m21s
…39位 新城幸也 +3m01s
103人完走/50ヵ国169人出走
コメント
男子エリートロードレースには昨年のベルギー大会49位の新城が参加。コースは17㎞のサーキットコースだけではなく7㎞の峠を含むライン区間を序盤に走りメインサーキットに流れ込む。大人数を揃える強豪国がレースを厳しくする中、新城は終始落ち着いたレース運びで終盤まで勝負所をまった。レースはベルギーのエヴェネプールが圧倒的な力で独走し勝利を掴むが、2位以下は最終回に接戦に持ち込まれた。新城は最後の登りのペースアップで惜しくも2位狙いのグループには付けなかったが、昨年の順位を上回る39位でのフィニッシュとなった。
9月23日男子U23ロードレース 169.8㎞
競技結果
1位 FEDOROV Yevgeniy(カザフスタン)3h57m08s
2位 VACEK Mathias(チェコ) +1秒
3位 WAERENSKJOLD Soren(ノルウェー) +3秒
…留目夕陽は途中棄権
70人完走/43ヵ国132人出走
コメント
個人タイムトライアルでは21位と健闘した留目が引き続きロードレースへ参加した。約17㎞の周回コースを10周するレースは、強い雨に打たれながらスタートし1周目から各国のアタックが繰り返されハイペースで進む。留目は最初の登り区間で集団前方に付け好調を確認するが、パンクによりピンチを迎え、さらにレースはペースアップ中でニュートラルカー対応に時間を要したため集団復帰が出来ず序盤にてリタイヤとなってしまった。優勝はアジア選手権ロード&ITTチャンピオンのFEDOROV(カザフスタン)であった。
2022世界選手権ロードレースジュニア女子
ジュニア女子のロードレースもジュニア男子と同じくウロンゴンの17.1kmの周回コースを4周するコースで、日本からは垣田真穂、水谷彩奈が参加した。
レースは1周目から優勝候補筆頭のZoe Backstedtを擁するイギリスがコントロールして進む。登り区間ではペースが上がり集団から多くの選手がこぼれる。この登りでZoe Backstedtが一人で抜け出したため、早くも一人旅を始める。2周目の登り区間でも集団はペースが上がり、水谷が遅れる。3周目も同じ展開であったが、垣田は前半よりも落ち着きをみせながら対応していく。レースは1周目から逃げ続けたZoe Backstedtが一人逃げで2分差をつけたまま力をみせつけて優勝した。2位をかけた集団での争いでは、登りの得意な選手が最終の登りで攻撃をかけてペースがあがり、さらに集団は絞り込まれたが垣田は集団で登り切る。さらに集団からは2名が抜け出し、視界にはいる位置であるが追いつかない。そのまま15秒ほど集団から先行した2名が2位、3位となった。ラストで集団からイタリアの選手が抜け出し、その後の13名でのスプリントで垣田が先頭でフィニッシュして5位となった。
初めての海外ロードレースに参加した垣田は集団での動きに戸惑い、脚を大きく使いながらも最終局面でメダルをかけた争いに参加した。3周目までは登りで遅れて下りと平坦で復帰していたが、最終周は力を出して2位を狙える集団で登り切り、そのままフィニッシュを迎えた。
2周目の登りで遅れた水谷はそのあとの平坦で集団復帰できずリタイアとなった。今回は本来の走りができなかったが、来年ジュニア2年目での走りに期待している。
ジュニア女子結果
1 Zoe Backstedt(イギリス) 1時間47分5秒
2 Eglantine Rayer(フランス) 2分7秒差
3 Nienke Vnike(オランダ) 同タイム
5 垣田真穂 2分21秒差
DNF 水谷彩奈
2022世界選手権ロードレース エリート女子 ロードレース
エリート女子はエリート男子と同じくヘレンスバーグの街からスタートして海岸線を抜けウロンゴンに入り、9km弱の登りを含む30km強の大きな周回を1周してからジュニア男女と同じウロンゴンの周回を6周する164.3kmで争われた。日本からは與那嶺恵理が参加した。
逃げたい選手がいる中で集団は落ち着いた状態で進み、大きな周回コースも登りを淡々と大きな変化はなく進む。與那嶺は集団前方でレースを進める。ウロンゴンの周回に入り、ラスト3周からペースが上がり、残り2周の登り区間では各国のエース選手が攻撃を仕掛け集団は大きくふるいにかけられる。ここで與那嶺は遅れ、最終周回を先頭5名、メイン集団20名強の後を3名で通過する。そのまま先頭集団での勝負となり、オランダのAnnemiek Van Vleutenが優勝した。與那嶺は29位となった。
女子エリート結果
1 Annemiek Van Vleuten(オランダ) 4時間24分25秒
2 Lotte Kopecky(ベルギー) 1秒差
3 Silvia Perciso(イタリア) 同タイム
29 與那嶺恵理 4分50秒差
全日本自転車競技選手権大会(マウンテンバイク・クロスカントリー・エリミネーター、クロスカントリー・ショートトラック)につきまして、大会エントリーを開始致しましたのでお知らせ致します。
【大会エントリー】
受付期間:9月27日(火曜日) 17:00 〜 10月20日(木曜日) 23:59
申込みページはこちら
【大会要項】