ナショナルチームコーチ(トラック)の募集についてのお知らせ
Recrutement for Track National Team
公益財団法人日本自転車競技連盟では、パリオリンピック後に将来に向けて以下のポジションについて募集いたします。 Japan Cycling Federation starts recruiting candidates for future positions after the Olympics as below.
1.エンデュランス(中距離)コーチ Endurance Head Coach
2.スプリント(短距離)コーチ Sprint Coach
3.S&C(ストレングス・コンディション)コーチ S&C Coach
4.通訳 Interpreter
応募及びご不明な点については、HPCJCのサイト(https://japanhpc.com/contact/)からお問い合わせください。 If you have any questions, please do not hesitate to let us know.(https://japanhpc.com/contact/)
2024年版日本自転車競技連盟規則集を公開しました。
2024年版 日本自転車競技連盟規則集
公益財団法人日本自転車競技連盟(JCF)は、以下の通り自転車競技ロード/MTB/BMX-R種目の「第33回オリンピック競技大会(2024/パリ) 日本代表候補者選手」を選出致しました。
詳細につきましては、下記よりご確認下さい。
男子エリート ロードレース
大会最終日の本日は、男子エリートのロードレースが行われた。も終盤に差し掛かり、いよいよロードレースが始まった。
コースは、スタートから周回コースまで4.5kmのライン区間+1周12.8kmを11周回した後、フィニッシュまで5.7kmの151kmのコースで争われた。男子ジュニアより周回数が3周多い設定となっていた。
レース中に雨予報が出ていたため、連日の猛暑に比べると気温は下がったが、終始晴れ間が続き真夏日の中レースはスタートした。
前半は毎周回アタックが続き、先頭集団が入れ替わる中、日本チームも新城幸也選手、山本大喜選手、小石祐馬選手の3名が順調にレースを進めていく。
レースは後半の6周回目に入り、先頭に小石選手と山本選手、40秒遅れて新城選手のいる集団が追う展開。
7周目は新城選手がトップ2−3位の位置につけ、30名ほどのグループで小石選手と山本選手が追いかける。
同じような展開を繰り返しながら、最終11周目のフィードゾーン通過時は、小石選手とカザフスタンがトップを守り、後ろ30秒遅れで新城選手、山本選手を含む20名のグループがトップ2名を追走する形で最終の5.7kmへ突入した。
徐々に先頭とのタイム差は縮まっていくが、残り3km地点で16秒差。
最終コーナーにあたるラウンドアバウトを周り、トップは小石選手。
最終直線に入り残り300mで新城選手がトップに立ち、それをさらに山本選手が追う展開となったが、ゴールスプリントにて他国が上回り、最終山本選手の5位が日本チーム最高位となった。昨年3位に入っている新城選手は13位。最後3周回を先頭で引っ張った小石選手は15位でレースを終えた。
今大会日本チームは3名体制での参戦となったが、3選手が最後の16人で争われたゴールスプリントに入っていたことは、全体の組み立ては成功していたと考える。
残念ながらメダルは逃し、振り返りでは位置取りなどで改善点はあったものの、ベストパフォーマンスを尽くせた結果であった。
1週間に渡り開催された2024年ロードレースアジア選手権大会も、本カテゴリーにて幕を閉じた。
来年のアジア選手権大会開催地は未定だが、各カテゴリーへ本大会のフィードバックを行い、次回大会へ繋げていく。
日本からの応援に感謝致します。 たくさんの応援ありがとうございました。
【派遣選手団】
〔スタッフ〕(4名)
エリートコーチ 三瓶 将廣
ジュニアコーチ 中根 英登
メカニック 市川 貴大
マッサー 西應 唯花
〔エリート選手〕(3名)
新城 幸也(個人タイム・トライアル&ロード・レース)
小石 祐馬(ロード・レース)
山本 大喜(ロード・レース)
〔ジュニア選手〕(2名)
岩村 元嗣(個人タイム・トライアル&ロード・レース)
望月 蓮 (ロード・レース)
2024年7月6日(土)に茨城県取手市内で第3級公認審判員講習会を予定しております。
受付・受講料支払締切:2024年6月28日(金)
詳細、お申込みは下記実施要項よりお願いします。
男子ジュニア ロードレース
大会も終盤に差し掛かり、いよいよロードレースが始まった。
男子ジュニアはスタートから周回コースまで4.5kmのライン区間+1周12.8kmを8周回した後、フィニッシュまで5.7kmの112.6kmのコースで争われた。
最有力国の地元カザフスタンやタイは各4名フル参戦の中、日本からはITTにも出場した岩村元嗣選手と、望月蓮選手の2名が出走。
レース前のミーティングでは、それぞれの持ち味を最大限に活かせるように、脱力するところと勝負するところ、そのタイミングと場所を明確にした。
また朝8時スタートにも関わらず、既に暑く乾燥した気候だったため、ドリンクと補給の量も話し合いスタートに送り出した。
レースは全チームがカザフスタンチームを警戒してか、43km地点まではほぼノーアクション。
4周目に入るところからカザフスタンがアクションを起こしたことで、ようやく集団が活性化し始めた。
タイなどを中心にアタックが散発するが、どれも半周もしないうちに吸収されるようなレース展開が続いた。
日本チームの2名も先頭を交代しながら、集団の中でも良い位置取りをキープ。
ラスト3周(残り約40km)を切ってから、予定通り岩村選手がアタックを開始。これまでアタックしていた選手らとは力の差が明らかで、一気に集団から40秒のタイムギャップを作り出す。
人数を揃えるカザフスタン中心に岩村選手を追い、1周半掛けてキャッチ。
その次の動きにしっかりと望月選手が加わり、日本(望月選手)、カザフスタン1名、イラク1名の3名でラストラップに入る。タイムギャップは25秒前後を推移しながら順調にローテーションをこなし、周回コースから最後のライン区間(残り5.7km)へ。
400m/5.6%の登り坂でカザフスタンがアタック。これに望月選手はしっかり反応するがイラクが脱落し、2名で先行していく。
この時点でまだタイム差は20秒を保っていたが、メイン集団で散発するアタックを抑えるためか、先行する2名に自チームの選手がいるのにも関わらずカザフスタンが牽引開始。
残り300mで望月選手とカザフスタンの選手が捕まってしまい、集団スプリントへ。
この時に岩村選手は追走(メイン)集団の前から5番手程の良いポジション取りが出来ていたが、レース中盤では動きを見せずに最後まで力を貯めていたスプリンター勢には1歩及ばず、6位でフィニッシュした。
ナショナルチームでのレースは、今回選出されなかった選手たちの思いを無駄にしないためにも、結果を出すことに重きを置くレースであり結果だけ見たら負けてしまったが、数的不利な状況でも勝つためにすべきこと、勝つ確率を少しでも上げる動きがチームとして共有が出来て、両選手ともに「勝つ」為に今持っている最大限の力を発揮することが出来た。しっかりレースを組み立てて、尚且つ勝ち切る事が出来るように、この悔しさを糧に更なる高みを目指して頑張ってもらいたい。
残すは大会最終日の12日(水)に開催される、男子エリートロードレース
新城選手、小石祐馬選手、山本大喜選手が出場します。
引き続き、日本代表チームへの応援をよろしくお願い致します。
【派遣選手団】
〔スタッフ〕(4名)
エリートコーチ 三瓶 将廣
ジュニアコーチ 中根 英登
メカニック 市川 貴大
マッサー 西應 唯花
〔エリート選手〕(3名)
新城 幸也(個人タイム・トライアル&ロード・レース)
小石 祐馬(ロード・レース)
山本 大喜(ロード・レース)
〔ジュニア選手〕(2名)
岩村 元嗣(個人タイム・トライアル&ロード・レース)
望月 蓮 (ロード・レース)
2024年ツール・ド・ラヴニールへの派遣に関しましては、JCFロード部会において慎重に検討を行った結果、女子のみの派遣とすることを決定いたしました。
これまで代表チームを派遣して参りましたが、本年は派遣を見送るとしたポイントは以下の通りです。
U23は既にプロ選手が所属するカテゴリとなっており、育成のためのカテゴリではなくなっている。この状況に対応するためには、U23では一定レベル以上に達している必要があります。この方針はパスウェイ(ロード強化指定選手ページに記載)においても確認済みです。
U23の中でもトップレースの1つであるツール・ド・ラヴニールはプロへの登竜門として非常に高いレベルのレースであり、代表チームとして選手に経験を積んでもらうという意味では、他に相応しいレースがあると判断しました。
育成に関しては、改めてジュニアカテゴリーからしっかりと行う必要があります。
代表派遣予算を効果的に活用する観点からは、過去の経緯に捉われることなく派遣レースの選定を行うべきです。これらを総合的に評価し、上記の判断を行いました。また、U23の代表派遣レースに関しては確定次第発表する予定です。
この判断が将来の日本代表選手の競技力向上に貢献することを期待しております。
日本自転車競技連盟ロード部会長 安原
表記大会のエントリーを6月10日(月) 20:00より開始致します。
下記大会ページにて要項をご確認の上、大会エントリーサイトよりお申し込み下さい。
https://jcf.or.jp/events/2024national_championships_mtb_dhi/?category=mtb
第43回アジア選手権ロードレース/第30回アジア選手権ジュニアロードレースが、6月6日からカザフスタンのアルマトイにて開幕した。
男子ジュニア 個人タイムトライアル
大会2日目に開催された男子ジュニア個人タイムトライアルへは、日本からは岩村元嗣選手が出場。
往復20kmの直線的なコースレイアウト日本からは岩村元嗣選手が出場。
連日30℃を超える暑さに加え、乾燥した気候の中、レースがスタートした。
前半は北西からの向かい風の予報が追い風となり、また下り基調であった為、折り返し地点まで平均50km/h以上で走行。折り返しのUターン区間を7位でクリアした後、若干の向かい風の中1~3%の緩い登り坂が続く復路区間では、40km/hを下回らないスピードをキープして、最終ストレートに向かった。
最終コーナーのラウンドアバウトも危なげなくクリアして6位でフィニッシュ。
時差のあるイタリアから夜便で到着し、少し身体の重たさが抜けきらない中でもベストを尽くす結果となった。
3日後に控えるロードレースに向けて、更に良い状態に近づけることが出来る為にも、良い刺激が入るレースであった。
男子エリート 個人タイムトライアル
男子エリート個人タイムトライアルは、ジュニアカテゴリーと同じ往復20kmの直線的なコースを2周回。日本からは新城幸也選手が出場。
男子ジュニアITTの日から更に気温が上がって乾燥した気候の中、17番手出走でスタート。
1周目の前半は下り基調の中、310ワット前後・52km/h以上で走行。
折り返しのUターン区間をクリアする辺りでは暫定3位。復路区間の緩い坂(1-3%)を330ワットでまとめて、全体の4位で2周目に突入した。
2周目に入ると天候が変わり風が強まる中、パワーの出力は乱れることなく2周目の往路で暫定3位に浮上。
折り返してラスト10kmの区間では、時折突風が吹いてバイクが大きく振られる事もあったがバランスを立て直して走行。厳しい暑さと乾燥した気候の影響で、心拍がいつもよりも高い数字が出続けていた中にも関わらず、最後まで出力パワーが低下することなくフィニッシュ。3位銅メダルを獲得した。
明日6月10日(月)は、男子ジュニアロードレースに岩村元嗣選手と望月蓮選手が出走。
男子エリートロードレースは、大会最終日の12日(水)に開催され、新城選手に加えて、小石祐馬選手、山本大喜選手が出場予定。
引き続き、日本代表チームへの応援をよろしくお願い致します。
【派遣選手団】
〔スタッフ〕(4名)
エリートコーチ 三瓶 将廣
ジュニアコーチ 中根 英登
メカニック 市川 貴大
マッサー 西應 唯花
〔エリート選手〕(3名)
新城 幸也(個人タイム・トライアル&ロード・レース)
小石 祐馬(ロード・レース)
山本 大喜(ロード・レース)
〔ジュニア選手〕(2名)
岩村 元嗣(個人タイム・トライアル&ロード・レース)
望月 蓮 (ロード・レース)