ポーランドのヴァドヴィツェで開催されるトライアル・ワールドユースゲームは、8月9日の国対抗チームコンペでスタートした。チームコンペは年齢カテゴリー毎に1名、最大6名でチームを組み全員の合計ポイントを争う競技で、最大の6人構成が5ヶ国、1カテゴリー少ない5人構成が日本を含め2ヶ国という計7ヶ国が参加した。合計ポイントで争うチームコンペで1人少ないチーム構成は大きなハンデとなるが、日本チームは選手それぞれが力を存分に発揮して、見事に銀メダルを獲得した。
引き続き、8月10日は個人戦の1/2決勝、最終日の8月11日に個人戦の決勝が行われる。
チームコンペ順位(参加7チーム)
1 SPAIN 650point
2 JAPAN 520point
A 人見 星衣來 (ユースガール) 20point
B 市川 琉那 (ガール) 70point
C 山下 虎威 (ベンジャミン) 90point
D 横田 宏太郎 (ミニメ) 150point
E 小椋 陽 (カデット) 190point
3 CZECH REPUBLIC 490point
チームコンペ・リザルト(PDF)
2019 UCI TRIALS WORLD YOUTH GAMES(大会情報)
https://www.uci.org/trials/events/uci-trials-world-youth-games
※エントリーリストやリザルトPDFのほか、ライブリザルトあり
ポーランドのヴァドヴィツェで開催されるトライアル・ワールドユースゲームは、8月9日の国対抗チームコンペで大会はスタートし、8月10日が個人戦の1/2決勝、最終日の8月11日に個人戦の決勝が行われる。
チームコンペは従来同様の方式となっているが、個人戦については定められたゲート区間をクリアすれば10ポイント、ひとつのセクションで最大60ポイントが獲得でき、最終的にポイントの多い選手が上位となる新たな方式で行われる。
個人戦の決勝進出ラインは、男子カテゴリーはそれぞれ30名程度のエントリーがあるため1/2決勝の上位12名が決勝に、女子カテゴリーはそれぞれ10数名のエントリーであるため1/2決勝の上位8名が決勝に進出となる。
大会名:2019UCIトライアル・ワールドユースゲーム
開催日:令和元年8月9日(金)~8月11日(日)
開催地:ポーランド共和国・ヴァドヴィツェ
選手7名
[カデット] 男子15-16歳
小椋 陽 (OGURA Haru) 2003年生まれ
市川 加那斗 (ICHIKAWA Kanato) 2003年生まれ
[ミニメ] 男子13-14歳
濱野 伊吹 (HAMANO Ibuki) 2005年生まれ
横田 宏太郎 (YOKOTA Kotaro) 2006年生まれ
[ベンジャミン] 男子11-12歳
山下 虎威 (YAMASHITA Torai) 2007年生まれ
[ガール] 女子12-15歳
市川 琉那 (ICHIKAWA Runa) 2006年生まれ
[ユースガール] 女子9-11歳
人見 星衣來 (HITOMI Seira) 2008年生まれ
スタッフ2名
[監督]
甘利 昇 (AMARI Noboru)
[マネージャー]
塩﨑 太夢(SHIOZAKI Tomu)
2019 UCI TRIALS WORLD YOUTH GAMES(大会情報)
https://www.uci.org/trials/events/uci-trials-world-youth-games
※エントリーリストやリザルトPDFのほか、ライブリザルトあり
大会スケジュール
8/9(金)国対抗チームコンペ
17:00-19:00(日本時間24:00-翌2:00)
8/10(土)個人戦1/2決勝 (5セクション2ラップ)
9:00-10:45(日本16:00-17:45)プッシン
9:30-11:15(日本16:30-18:15)ミニメ ※濱野伊吹、横田宏太郎
11:00-12:00(日本18:00-19:00)ユースガール ※人見星衣來
13:00-14:30(日本20:00-21:30)ガール ※市川琉那
13:30-15:15(日本20:30-22:15)ベンジャミン ※山下虎威
15:00-17:00(日本22:00-24:00)カデット ※小椋陽、市川加那斗
8/11(日)個人戦決勝 (5セクション2ラップ)
11:00-12:30(日本18:00-19:30)プッシン
11:30-13:00(日本18:30-20:00)ミニメ
12:30-14:00(日本19:30-21:00)ユースガール
14:00-15:30(日本21:00-22:30)ガール
15:00-16:30(日本22:00-23:30)ベンジャミン
15:30-17:00(日本22:30-24:00)カデット
8月14日よりドイツ・フランクフルトアンデルオールにて開催されます2019UCIジュニアトラック世界選手権大会に、下記のメンバーが参戦します。
派遣大会 2019UCIジュニアトラック世界選手権大会
派遣期間 2019年8月11日(日)~2019年8月20日(火)
開催日程 2019年8月14日(水)~2019年8月18日(日)
開催場所 ドイツ・フランクフルトアンデルオール
コーチ 宮本 文晴(短距離ジュニアコーチ)
コーチ 佐藤 一朗(中距離ジュニアコーチ)
現地スタッフ 横田 光浩(強化支援スタッフ)
総務 大島 環(JCFスタッフ)
選 手
<短距離>
市田 龍生都 福井 科学技術高等学校
小西 晴己 三重 三重高等学校
太田 彪馬 徳島 小松島西高等学校
飯田 風音 埼玉 川越工業高等学校
田中 夢菜 熊本 千原台高等学校
<中距離>
高橋 舜 東京 日本大学
四宮 寛人 京都 北桑田高校
岡本 勝哉 京都 北桑田高校
生野 優翔 大分 日出総合高校
内野 艶和 福岡 祐誠高校
・観客募集サイト「https://www.mtb-shizuoka.jp/」
・募集受付期間
9月2日正午まで
・開催イベント名
READY STEADY TOKYO - マウンテンバイク
・開催場所
伊豆MTBコース(静岡県伊豆市)
・開催スケジュール(予定)
10月6日(日) クロスカントリー
11:00-12:30
女子競技
12:40-13:00
女子表彰式
14:00-15:30
男子競技
15:40-16:00
男子表彰式
・参加予定選手数(男子70名、女子70名)
1 日時 令和元年8月1日~8月4日
2 会場 イタリア バルジソーレ
3
レバノンのアジア選手権を終え月曜日に北イタリアのVal de soleのワールドカップ参加のために移動してきた。世界選手権も過去に開催したことのあるこの会場は普段からマウンテンバイクが盛んでコースは無数にある場所だ。今回アジア人で初めて山本幸平がXCC(ショートクロカン)に参加する事が出来た。これはXCOの上位40名だけが参加する事が出来るレースで、XCOのスタート順にも成績が反映されるレースで金曜日の夕方に行われた。夕方会場に向かう頃には土砂降りの大雨。車のワイパーをマックスにしても追いつかないほどだ。大雨の中準備を行い20分と短いレースに集中した。路面は流石に水はけがいいとは言っても雨量も多く、レースがスタートして2周目にはドロドロになった。この天気でタイヤをマッド用を選択した選手、そうでない選手と大きな差が出た。山本はドライ寄りのタイヤ選択で苦戦して36位となった。
日曜日のXCOには男子U23に平林安里、男子エリートに山本幸平がスタートした。距離はそれぞれスタートループ+本ループ6周の28.1kmで行われた。
平林はアジア選手権から腰痛が出てしまっていて思うように走れず103位に終わった。
山本がスタートするころには気温はグングンと上がりとても暑い中でのレースとなった。
5列目ほどからのスタートだったが37位でスタートループを終え一列集団で抜きつ抜かれつでレースを進めた。3周目に順位を少し下げたが後半盛り返して46位でレースを終えた。
来週はスイスのレンツァハイデでの連戦となる。高所ではあるが、早く環境になれて好成績を狙いたい。
ご声援ありがとうございました。
鈴木雷太(JCF強化スタッフ)
TOUR ALSACE(フランス)第5ステージ 158.6㎞
ステージ結果
1 MERLIER Tim (ベルギー/Corendon – Circus) 3h10m:28s
2 SISR František (チェコ/Elkov – Author Cycling Team)+0s
3 PIDCOCK Thomas (イギリス/Team Wiggins Le Col) +0s
・・・13岡篤志、73増田成幸、82小石祐馬+0s、121石橋学+1m57s
入部正太朗は途中棄権
(111石上優大AVC AIX +1m57s)
127人完走/135人出走
最終個人総合成績
1 PIDCOCK Thomas (イギリス/Team Wiggins Le Col) 14h44m41s
2 SCHLEGEL Michal (チェコ/Elkov – Author Cycling Team) +17s
3 JANSSENS Jimmy (ベルギー/Corendon – Circus)+35s
・・・33増田成幸+6m37s、38小石祐馬+7m55s、77石橋学+18m08s、98岡篤志+31m50s
(69石上優大AVC AIX +17m06s)
コメント
最終日は緩いアップダウンを繰り返すスピードレース。コースは道が細く先が予測できない難しさがある。チームは逃げの展開でステージ上位を狙いスタート。序盤から入部を中心に攻撃に参加するが、総合上位勢も攻撃に乗る展開が多く決定的な逃げが決まらず中盤へ差し掛かった。レースはその後飛び出した2名の先行を許し、集団はリーダーチームとステージを集団スプリントで勝ちたいチームの協働コントロールで進み、ゴール手前で2人を捕まえ集団スプリント勝負となった。チームからは岡がスプリントに参加し13位でのゴールとなった。厳しい山岳ステージを含む5日間のステージレースを終え、個人総合成績でのUCIポイント圏内入賞の課題は次のレース(8/15-18 CZECH CYCLING TOUR)に持ち越された。
TOUR ALSACE(フランス)第4ステージ 161.3㎞
ステージ結果
1 SCHLEGEL Michal (チェコ/Elkov – Author Cycling Team)4h38m24s
2 RUTSCH Jonas (ドイツナショナルチーム)+12s
3 JANSSENS Jimmy (ベルギー/Corendon – Circus)+17
・・・37増田成幸+3m09s、52小石祐馬+5m30s、88石橋学+14m48s、109岡篤志+26m25s、135入部正太朗+34m59s・・・・141番目にゴールした雨澤毅明は規定時間外ゴールのため失格
(79石上優大+11m40s)
138人完走/156人出走
第4ステージ終了後個人総合成績
1PIDCOCK Thomas (イギリス/Team Wiggins Le Col)11h34m19s
・・・37増田成幸+6m31s
コメント
第4ステージは獲得標高4000mを超える山岳ステージ。チームは前日の結果により総合成績エースを石橋に切り替えてスタート。序盤から各チームの伏兵とエース格を含む先行グループが出来、追走するメイン集団も楽なペースではなく序盤から脱落者が目立つ。石橋はチームメイトに保護されながらも集団で峠を越えてゆく中、うまく力を温存できず最後の登りの麓で脱落し総合成績上位に残ることが出来なかった。最後の登りでアシストから自分の走りに切り替えた増田の37位が今日のチーム最高位となった。
残る最終ステージでは走りを切り替え、逃げの展開を作りステージ上位を狙う。
JOC ジュニアオリンピックカップ/2019全国ユース選抜マウンテンバイク大会 クロスカントリーオリンピック競技が8月4日(日曜日)に長野県北安曇郡白馬村 白馬クロスカントリー競技場 スノーハープ にて行われた。
主な競技結果は以下の通り
男子ユースU18 (3.17Km x 3 Laps)
1 瀬戸口 瑛 鹿児島 鹿児島県南大隅高校 27:02.09
2 柚木 伸元 三重 四日市市立南中学校 27:11.19
3 副島 達海 大阪 大阪府立緑風冠高校 27:26.80
女子ユースU18 (3.17Km x 2 Laps)
1 渡部 春雅 神奈川県 私立駒澤大学高等学校 20:09.95
2 中島 瞳 埼玉県 川越市立霞ヶ関東中学校 21:58.06
3 太田 まどか 神奈川県 私立相模女子大学高等部 24:50.13
男子ユースU15 (3.17Km x 2 Laps)
1 高橋 翔 東京都 西東京市立明保中学校 18:30.43
2 古江 昂太 北海道 砂川市立石山中学校 19:00.31
3 楠 侑磨 宮崎県 宮崎県西都市立妻中学校 19:59.64
女子ユースU15 (3.17Km x 2 Laps)
1 日吉 愛華 愛知県 豊明市立栄中学校 20:43.19
2 北津留 千羽 福岡県 北九州市立洞北中学校 21:08.89
3 中嶋 理央 北海道 砂川市立砂川中学校 23:30.79
男子小学6年生 (2.1Km x 3 Laps)
1 松井 颯良 三重県 四日市市立中部西小学校 19:24.34
2 野嵜 然新 東京都 青梅市立第二小学校 19:30.39
3 石川 太郎 埼玉県 秩父市立秩父第一小学校 19:38.40
女子小学6年生 (2.1Km x 3 Laps)
1 西原 夕華 大阪府 島本町立第一小学校 22:31.93
2 石川 七海 千葉県 八千代市立みどりが丘小学校 23:45.66
3 原 つばさ 長野県 白馬村立白馬南小学校 26:06.99
男子小学5年生 (2.1Km x 3 Laps)
1 中仙道 侑毅 埼玉県 上尾市立大谷小学校 20:35.43
2 工藤 遙真 北海道 滝川市立滝川第二小学校 21:00.95
3 松山 海司 兵庫県 神戸市立池田小学校 21:26.80
女子小学5年生 (2.1Km x 3 Laps)
1 菊地 心晴 栃木県 宇都宮市立桜小学校 21:33.79
2 日吉 彩華 愛知県 豊明市立栄小学校 22:23.44
3 小林 碧 茨城県 つくば市立栄小学校 29:17.57
男子小学4年生(2.1Km x 2 Laps)
1 北津留 新羽 福岡県 北九州市立花房小学校 14:03.34
2 西村 智輝 東京都 品川区立品川学園 14:57.48
3 田中 遼介 岡山県 赤磐市立山陽北小学校 15:04.99
女子小学4年生(2.1Km x 2 Laps)
1 有松 鈴々菜 福岡県 北九州市立花房小学校 13:58.68
2 坂口 奈津実 福岡県 北九州市立沼小学校 15:04.09
3 関 真凛 埼玉県 所沢市立明峰小学校 15:48.33
男子小学3年生(1.8Km x 2 Laps)
1 伊藤 隆聖 京都府 京都市立光徳小学校 13:46.16
2 楠 泰駕 宮崎県 宮崎県西都市立妻北小学校 13:47.41
3 郷津 輝 東京都 江戸川区立宇喜田小学校 14:07.43
女子小学3年生(1.8Km x 2 Laps)
1 竹中 珠央 京都府 京都市立七条第三小学校 16:04.17
2 堀 翠月 長野県 白馬村村立白馬南小学校 18:13.92
3 神武 奏帆 埼玉県 春日部市立上沖小学校 18:46.23
男子小学2年生(1.8Km x 2 Laps)
1 飯島 大也 福島県 泉崎村立泉崎第二小学校 15:28.73
2 吉川 世名 埼玉県 蓮田市立黒浜西小学校 16:34.26
3 田畑 遥都 静岡県 磐田市立富士見小学校 17:14.98
女子小学2年生(1.8Km x 2 Laps)
1 山本 歩月 静岡県 西伊豆町立田子小学校 20:13.36
2 齋藤 結陽 京都府 京都市立池田東小学校 23:16.58
3 吉川 心晴 長野県 白馬村立白馬南小学校 26:01.69
男子小学1年生(1.8Km x 1 Lap)
1 渡邊 善大 長野県 白馬村立白馬南小学校 8:32.90
2 西村 結都 東京都 品川区立品川学園 8:52.42
3 高井 好誠 兵庫県 明石市立朝霧小学校 9:18.34
女子小学1年生(1.8Km x 1 Lap)
1 尾澤 ゆうな 茨城県 ひたちなか市立外野小学校 10:15.43
2 平川 凜 長野県 白馬村立白馬北小学校 10:43.75
3 仁宮 梨宝 東京都 大塚ろう学校 11:02.97
男子キッズA(0.5Km x 2 Laps)
1 野嵜 日貴 東京都 3:05.32
2 小島 蒼士 京都府 3:25.45
3 吉川 結和 埼玉県 3:26.42
女子キッズA(0.5Km x 2 Laps)
1 飯島 花怜 福島県 2:42.26
2 村上 三菜 愛媛県 3:22.72
3 岩渕六花 岩手県 3:29.04
男子キッズB(0.42Km x 1 Lap)
1 山田 逞翔 長野県 1:57.95
2 岩田 一稀 愛知県 3:07.39
大会名: JOC ジュニアオリンピックカップ/2019 全国ユース選抜マウンテンバイク大会
開催日: 2019/08/3-4
カテゴリー:MTB XCO
開催地: 長野県北安曇郡白馬村 白馬クロスカントリー競技場 スノーハープ
主 催:全国ユース選抜マウンテンバイク大会実行委員会
白馬村、白馬村教育委員会、公益財団法人日本自転車競技連盟、白馬さのさか観光協会、
一般社団法人MTBリーグ
後 援:総務省 公益財団法人日本オリンピック委員会 一般財団法人 地域活性化センター 白馬村観光局
協 力:長野県自転車競技連盟、白馬スキークラブ
協 賛:株式会社シマノ、株式会社オージーケーカブト、サイクルテラス、イオンバイク株式会社、
株式会社ChampionSystemJapan、井上ゴム工業株式会社、ヨツバサイクル、
株式会社アウトドアスポーツ846、TOPEAK、TIOGA、Taokas Japan、スペシャライズドジャパン、
JA全農長野、オーブス株式会社、ザ・ビッグ白馬店、 ハピア・Aコープ白馬店、白馬山麓ツアーズ、
白馬観光開発株式会社、八方尾根開発株式会社
TOUR ALSACE(フランス)第3ステージ 143.1㎞
ステージ結果
1 PIDCOCK Thomas (イギリス/Team Wiggins Le Col) 3h31m02s
2 EVANS Alexander (オーストラリア/SEG Racing Academy)+3s
3 INKELAAR Kevin (オランダ/Equipe continentale Groupama-FDJ)+15s
・・・24石橋学+1m9s、37小石祐馬+2m11s、56増田成幸+3m26s、77岡篤志+5m23s、97雨澤毅明+7m38s、142入部正太朗+12m30s
・・・54石上優大(AVC AIX)+3m17s
158人完走/162人出走
第3ステージ終了後個人総合成績
1PIDCOCK Thomas (イギリス/Team Wiggins Le Col)6h55m19s
・・・26石橋学+1m53s
コメント
第3ステージはツールドフランスでも使われた山頂ゴールのコースで、個人総合に影響のある山岳ステージ。チームは増田で上位上位を狙いスタートした。レースは細い道にナーバスな位置取り争いで終始ハイペースで進み、いくつかの小さな峠を越えて集団で最後の登りに突入した。チームは増田をサポートしながら最後の登りに挑むが、増田の不調を受け、その時点から石橋、小石が個人の走りに切り替え山頂ゴールを目指した。結果は石橋が個人総合で26位となり明日からエースとしてポイント圏内(10位以内)突入を目指す。明日は更に厳しい山岳ステージとなりチーム全員で石橋をサポートしてゆく。
第2ステージ 153.4㎞ レース結果
1 MERLIER Tim(ベルギー/CORENDON – CIRCUS) 3h19m 24s
2 DAHL Herman(ノルウェー/Joker Fuel of Norway)+0
3 DAINESE Alberto(イタリア/SEG Racing Academy)+0s
・・・32増田成幸、42岡篤志、123小石祐馬、124石橋学、127入部正太朗、136石上優大(AVC AIX)、142雨澤毅明+0s
完走162人/出走162人
コメント
第2ステージは22.3㎞のフラットな周回コースを7周するスピードステージ。チームは増田の先頭同タイムゴールを前提に、岡のゴールスプリント、逃げの展開がある場合には入部が動く認識でスタートした。1周目から動きがあり入部を含む5名が先行。最大5分弱のリードで後半まで進んだ。メイン集団では皆でポジションを取りながら終盤へと向かった。入部を含む5名はラスト5㎞あたりから分解し始め、ゴールには全員が吸収された形で160人の大集団スプリントとなった。スプリントに備えた岡は集団落車の回避で勝機を失い、他の5名も怪我もタイムロスも無く大集団でレースを終えた。今日30歳となった入部は、代表チームでのレースでは毎回逃げに乗り続けることにより、終盤まで持ちこたえる実力を付けて着ている。明日からは本格的な山岳ステージが始まり、増田の総合上位を狙い6名でスタートする。