新着情報

2019JBMXF大東建託シリーズ第2戦は島田遼が優勝

6月 2nd, 2019

2019JBMXF大東建託シリーズ第2戦が、埼玉県秩父市の秩父滝沢サイクルパークで開催された。2009年に開場した秩父滝沢サイクルパークは、今年秋の着工で国際規格の8mスタートヒル増設が予定されているなど、日本国内でも屈指のハイレベルなスキルが求められるトラックだ。

男子は島田遼、女子は早川優衣が優勝
開幕戦の覇者、池上泰地が前日の練習で転倒し、欠場となる波乱のなかで行われた男子チャンピオンシップ。初戦のモトから準決勝、決勝まですべてトップでゴールした島田遼が今季初優勝を挙げた。2位には秩父をホームコースとするベテランの高山一成、3位には開幕戦でも2位に入賞した深川匠が入った。
島田遼のコメント「転倒せず、コーナーのインだけを押さえることだけを考えて走った。練習と比べるとパフォーマンスは出ていないが、優勝という結果を出せて素直にうれしい」

女子チャンピオンシップは、開幕戦をUCI
BMXスーパークロス・ワールドカップ出場のため欠場していた早川優衣が出場。開幕戦を制した酒井亜樹とのジュニア同士の戦いは、3ヒートの合計で争われ、すべて早川が1着でゴールし優勝した。
早川優衣のコメント「内容的には不本意な部分もあったが、優勝できてうれしい。次戦の全日本選手権も頑張りたい」

男子チャンピオンシップ結果
優勝 島田 遼(広島県/広島県BMX協会/GAN TRIGGER AIC OSHU、表彰中央)
2位 高山 一成(埼玉県 /
秩父BMX協会/モトクロスインターナショナル、表彰左)
3位 深川 匠(埼玉県/秩父BMX協会、表彰右)

女子チャンピオンシップ結果
優勝 早川 優衣(岡山県/岡山県BMX協会、表彰中央)
2位 酒井 亜樹(大阪府/関西BMX競技連盟/DEUX ROUES ELITE TEAM、表彰左)
3位 瀬古 遥加(三重県/中部BMX協会/IRC TIRE、表彰右)

次世代ライダーが集まるレースは、坂と西村が優勝
来年で17歳、つまりジュニアの年齢を迎える選手たちのカテゴリーは、次世代のトップライダーが集まっているといっても過言ではなく、注目のレースだ。男子15-16歳は、坂望加(ばん
もか)。女子15歳オーバーでは、西村寧々花がそれぞれ優勝した。

男子15-16結果
優勝 坂 望加(愛知県/中部BMX協会、表彰中央)
2位 中林 凌大(埼玉県/秩父BMX協会、表彰左)
3位 早川 敦哉(岡山県/岡山県BMX協会、表彰右)

女子15オーバー結果
優勝 西村 寧々花(大阪府/関西BMX競技連盟、表彰中央)
2位 野村 凪沙(大阪府/関西BMX競技連盟、表彰左)
3位 岡本 彩桜(茨城県/茨城県BMX協会、表彰右)

大会概要
大会名:JBMXF大東建託シリーズ第2戦/東日本1戦 秩父大会
主催:一般社団法人全日本BMX連盟
主管:秩父BMX協会
公認:公益財団法人日本自転車競技連盟
開催場所:秩父滝沢サイクルパーク(埼玉県秩父市)
開催期日:2019年6月1日(土)~6月2日(日)
後援:秩父市、秩父市体育協会
協賛:大東建託未来のアスリート支援プロジェクト、IRC TIRE/井上ゴム工業株式会社、Team
Gantrigger、SYSTEMATIC BMX、CREDIT
RACING、有)安曇板金、特定非営利法人ドゥールース

Categories: 新着情報 Tags:

UCI JUNIOR NATIONS CUP Tour du Pays de Vaud 2019 stage1

6月 1st, 2019

Stage1

Stage1はレマン湖畔に近いTolochenazの街をスタートしてアップダウン区間をこなした後Chamblonを中心とした50kmの大きな周回をしてゴールする128.8kmで争われた。山岳賞のかかった登りが4か所あるコース設定であるが、このポイント以外にも短いながら厳しい登り区間が多く、また登り口が狭く直角コーナーが多いため集団内での位置取りも求められる非常に厳しいコース設定であり、日本チームは津田、山田、川崎でステージ上位を狙った。スタートして30kmほどで集団落車が発生し、個人総合リーダーを含め多くの有力選手が巻き込まれるが日本の選手は難を逃れる。川崎が集団内ではじかれ落車し、足首を痛めて再走を断念してリタイアする。50km手前で寺田が落車するが大事に至らず代車に乗りかえ、すでに遅れていた10名ほどの選手とグルペットでゴールを目指す。
集団内では大周回に入る登り区間でペースが上がり集団が大きく分解し40名ほどの集団となる。ここで渡邉が遅れるが、津田、山田、北宅の3名が残る。その後ノルウェーとベルギーの2名が逃げ、30秒遅れでアメリカ、デンマーク、ドイツなどがコントロールする集団が続く。下り区間と平坦区間でパラパラとメイン集団に追いつく選手が増え、60名ほどの集団となる。ラスト10km手前では逃げは全て吸収され集団は一つになり、最後の1.5km
の登り勝負に向け道が狭くなるため位置取り争いが激しくなる中、津田、山田、北宅は集団の10番手以内の最高のポジションをチームでまとまりキープする。最終コーナー手前300mで津田の前を走っていたドイツ選手が落車し、10番手以内にいた津田が影響を受けて登り口で遅れてしまう。登りに入り強烈にペースが上がる中で山田が集団前方で粘って
いたがラスト500mあたりからのアメリカのペースアップで遅れ18秒差の22位が日本チームの最上位であった。

非常に厳しいアップダウンコースで有力国の選手の多くもこぼれていく中で日本チームはラスト10kmをきってからの位置取り争いでは集団内で残った3選手がまとまって集団前方をキープし続けたことは非常に評価できる。また途中の1級山岳でもチームでまとまって集団前方をキープする走りを見せた。最後の登り口では津田がトラブルに巻き込まれてしまったがチームとして良い結果を残すための最善の走りを行なうことが出来た。

この日は非常に暑くなったため北宅がチームカーにたびたび補給に来たが、補給するポイントが補給ポイント近くであったり、山岳ポイント手前であったりとチームカーを呼ぶタイミングなど経験のなさが出てしまったが、脚のあるところをみせた。

Stage2はstage1よりも一つ一つの登りの距離が長くなり、クライマーのステージとなる。
津田、山田と好調の北宅でステージ上位を狙う。

Stage1
1 BRENNER Marco(ドイツ) 3時間13分03秒
2 BAUDIN Alex(フランス)同タイム
3 STOKKE Vegard(ノルウェー)同タイム
22山田拓海 18秒差
42北宅柊麻 27秒差
54 津田悠義 50秒差
96渡邊涼馬 15分30秒差
97寺田吉騎 15分32秒差

個人総合時間
1 BRENNER Marco(ドイツ) 3時間19分51秒
2 BOVEN Lars(オランダ) 11秒差
3 SIMMONS Quinn(アメリカ)15秒差
35山田拓海 52秒差
39 北宅柊麻 57秒差
45津田悠義 1分23秒差
93 渡邊涼馬 16分22秒差
98寺田吉騎 16分34秒差

JCF強化コーチ 柿木孝之

Categories: 新着情報 Tags:

UCI JUNIOR NATIONS CUP Tour du Pays de Vaud 2019 プロローグ

5月 31st, 2019

5月30日から6月2日までの4日間で行なわれるジュニアネイションズカップTour du Pays de Vaudが始まった。20チーム(17のナショナルチームと3つのクラブチーム)が参加するこの大会に日本からは先週のフランスでのネイションズカップと同じく津田悠義、山田拓海、川崎三織、寺田吉騎、北宅柊麻、渡邊涼馬の6選手が出走した。

プロローグはレマン湖を眺めるEchichensの街の田舎道を使った5.2kmのプロローグが行なわれた。

4つのコーナーがあるもののアップダウンコースでの力差が大きく出るコース設定であり、日本国内ではTTが強い選手でも5.2kmでトップから30秒以上の差をつけられた。
明日からのロードレースでは厳しい登りを含むステージが続くが、津田、山田、川崎を中心に先頭集団に残る走りを期待したい。

プロローグ 5.2km 結果

1 BRENNER Marco(ドイツ) 6分48秒
2 BOVEN Lars(オランダ) 同タイム
3 LEIJNSE Enzo(オランダ)4秒差
36 北宅柊麻 30秒差
45津田悠義 32秒差
52山田拓海 34秒差
77川崎三織 41秒差
92 渡邊涼馬 51秒差
103寺田吉騎 1分1秒差

JCF強化コーチ 柿木孝之

Categories: 新着情報 Tags:

マウンテンバイク ワールドカップ チェコ大会

5月 30th, 2019

1 日時 令和1年5月21日ー5月28日
2 会場 ドイツ NOVE MESTO
3 参加選手 
男子エリート 山本幸平
男子U23  平林安里
スタッフ JCF強化スタッフ 
今田大三 メカニック
西川昌己 コーチ

21日に1日かけてドイツの宿舎から700kmの車移動をしてチェコの宿舎にチェックイン。
22日は大雨の為にコース試走はしないように!と、UCIからメールが届きローラーにて調整を行った。
コースは基本的に斜面を直登する短くキツイ登り3本が踏みどころでポイントとなる。
山本は毎年走っているのでコースを完全に攻略しており、コンディションを整える為だけに集中した。平林は以前の世界選手権で経験済だが、バイクセッティングと身体のコンディションを整える事の両方に集中した。試走時にはシートポストが壊れるトラブルもあったが、前回のシフトトラブルは新品のパーツ交換を行った。
男子U23には平林がエントリー。SL2.8km+3.9kmを6周の26.2kmでレースは行われた。
スタート直後は得意のダッシュも決まり10番手まで上がることが出来た。しかしSLを終えて1周目に入るところで、シートポストが壊れてしまいサドルの角度が大きく変わってしまい、最初のピットでシートポスト交換を行った。ここで大きくタイムロスしてしまい一気に順位は下がり、そのまま走ったがリタイヤとなった。
男子エリートには山本がエントリー。今回はコースレイアウトと相性がよく、気分的にも落ち着いて調整を行うことが出来た。
レースはSL2.8km+3.9kmを7周の30.1km。スタートは5列目と悪くないところからのスタート。流れに乗って走り出し55位でSLを終えた。一列棒状のロードレースのような集団で周回を重ねる。前にも後ろにも選手が終始つながっていて気が抜けない状況でレースは進んだが、最後スプリントで2名を抜き59位でゴールした。
一週間前のドイツ大会よりも体の切れと反応は良くなってきているようで、やはり厳しい本場ヨーロッパでレースを行うことが、成績に結び付くと思える内容でもあった。

今回の遠征はこれで終了となるが、引き続き2020TOKYOに向けて出来る限りのチャレンジは行っていきたいと思う。

ご声援ありがとうございました。

JCF強化スタッフ
今田大三



Categories: 新着情報 Tags:

Trophee Centre Morbihan UCI ジュニア ネイションズカップ

5月 29th, 2019

5月25日ステージ1 Plumelin-Plumelin 123㎞

1位 Butteroni Gregorio イタリア
38位 津田 悠義  +1’21”
46位 川崎 三織 +1’21”
55位 山田 拓海 +1’21”
85位 寺田 吉騎 +9’46”
88位 北宅 柊麻 +14’32”
リタイヤ 渡邊 諒馬

スタート後、5.5㎞の山岳ポイントに向けたポジションの位置取りにとてもナーバスな状態でスタートした。スタート後、わずか4㎞で集団落車が発生。寺田と渡邊が巻き込まれた。寺田は集団委復帰するが渡邉は5名前後の選手達と集団を追ったがリタイヤとなった。
その後、8名の逃げができ、イギリスを中心に集団がコントロールされ、集団は落ち着きをみせた。ラスト30㎞から逃げるメンバーを吸収するべくペースが上がり、ラスト20㎞で吸収、その後15名の選手が集団から抜け出し、12名が最後まで逃げ切った。
メイン集団に残った川崎、山田、津田の3名は連携しながら集団の前方に位置取りを行い、ラスト15㎞で発生した集団での大きな落車を免れる事ができた。

5月26日 ステージ2    7㎞ 個人タイムトライアル
1位 Hebmann Michel ドイツ
51位 山田 拓海 +55”
70位 津田 悠義 +1’18”
71位 川崎 三織 +1’19”
73位 北宅 柊麻 +1’22”
83位 寺田 吉騎 +1’39”

国内ではタイムトライアルを得意とする津田だったがメカトラブルに見舞われタイムを大きく落とした。優勝した選手は若干の向かい風と緩い起伏のあるコースで平均時速46.12k/hだった。

5月26日 ステージ3 MoustoirAC – Locmine 107km
午前中にTTを終えた約4時間後に107㎞のロードレースがある。スタート直後からアタックがあり、ハイペースな展開が続いた。序盤に山岳賞ジャージを含む6名が先行し、ドイツのコントロールで安定したペースとなった。
ラスト30㎞で逃げる選手たちを吸収、その後もアタックが繰り返されていたが、ラスト7㎞で総合成績で16分遅れているウクライナの選手が単独でアタック。
ドイツチームにとっては脅威とならない選手であったため、特に集団のペースが上がることもなくそのまま逃げ切り、後続は約50名の集団スプリントとなった。

1位 Ponomar Andrii ウクライナ
23位 津田 悠義  +30”
55位 山田 拓海 +30”
39位 寺田 吉騎 +30”
40位 北宅 柊麻 +30”
64位 川崎 三織 +8’34”

橋川コメント
欧州での本格的なレースが初めての選手が津田以外全員で、いきなりワールドクラスのネイションズカップに参加したことで、選手たちの衝撃も大きかったと思うが、それでもレース中に修正を繰り返しながら、要所においてレース展開に加わる意識を持ち、実行できた事は大きな収穫でした。第1ステージ、ラスト15㎞では川崎が「今 集団の前方へ上がるべき」と判断した事により日本選手3名は直後に発生した集団落車を免れる事ができたし、津田、山田の連日メイン集団に残る力走、寺田の第3ステージのアタック、北宅の集団での位置取りなど初戦としてはとても充実した経験にとなった。彼らのキャリアはまだ始まったばかり。これからより多くの事を経験し、学び成長して欲しい。

津田のコメント
「ジュニアのレースは3月にエカーズの遠征でフランスで数レースを経験していましたが、ネイションズカップのレベルは想像以上に高かったです。。準備段階からしっかりとコースを頭に入れてコンディションもとても良い状態でしたが、それ以上にレベルが高く何もできないで終わってしまいましたが、スイスのレースに向けて気持ちを切り替えて全力で戦います」




集団の前方で次の展開に備える山田。小さな積み重ねが2年後、5年後大きな飛躍に繋がっていく。今後も積極的なレースを期待したい。


本来の実力を出し切れずに終わってしまった津田。来年は是非リベンジして欲しい。

Categories: 新着情報 Tags:

2019全日本ロード 大会情報(エントリー本日締切)

5月 27th, 2019

6月27日(木)~30日(日)開催予定の全日本ロード/全日本ロードTT/パラサイクリングロード大会は本日5月27日(月)エントリー締切です。

なおエントリーにあたっては支払いまで完了する必要がありますのでご注意ください。なお一部カテゴリにおいて申込ができないトラブルがありましたが現在復旧しております。
エントリーが完了できない場合は締切以前に大会要項記載のメールアドレスまでご一報ください。

Categories: 新着情報 Tags:

第8回全日本トライアル選手権大会結果

5月 27th, 2019

大会名:第8回全日本トライアル選手権大会
開催日:2019/05/25-26
開催地:佐久ミレニアムパーク特設会場(長野県佐久市佐久平駅隣)
主催:公益財団法人 日本自転車競技連盟
主管:日本自転車トライアル協会, 全日本トライアル選手権実行委員会

大会結果:
男子エリート20 (19歳以上 男子)
1 土屋 凌我 (無所属) 12pt
2 寺井 一希 (チームハリケーン) 58pt
3 高橋 靖矢 (TEAM MITANI) 60pt

男子エリート26 (19歳以上 男子)
1 塩﨑 太夢 (無所属) 32pt
2 橋本 茂樹 (F.T.F) 95pt
3 白井 栄治 (無所属) 97pt

男子ジュニア20 (16-18歳 男子)
1 小椋 陽 (RED ZONE) 16pt
2 増田 誠政 (TEAM MITANI) 53pt
3 市川 加那斗 (北関東バイクトライアル) 95pt

男子ジュニア26 (16-18歳 男子)
1 尾又 太一 (無所属) 41pt
2 谷口 友希 (TEAM MITANI) 67pt

女子エリート (15歳以上 女子)
1 横田 華奈 (ワンダーエナジー) 16pt
2 平野 心結 (ワンダーエナジー) 19pt

マスターズ (30歳以上 男子)
1 寺曽 秀明 (TEAM TERASO) 16pt
2 後藤 晴信 (GT Bicycles) 41pt
3 今津 崇継 (無所属) 49pt

カデット (15-16歳 男子)
1 小椋 紘 (RED ZONE) 15pt
2 漆原 悟 (MYROAD NAKANO) 42pt
3 西尾 柊真 (無所属) 73pt

ミニメ (13-14歳 男子)
1 横田 宏太郎 (ワンダーエナジー) 24pt
2 濱野 伊吹 (RED ZONE) 34pt
3 嶋崎 亮我 (無所属) 65pt

ベンジャミン (11-12歳 男子)
1 山下 虎威 (IKKEI BIKE WORKS) 23pt
2 森 蒼汰郎 (MYROAD NAKANO) 37pt
3 仲俣 漱韻 (無所属) 70pt

ガール (12-15歳 女子)
1 寺曽 芹奈 (TEAM TERASO) 26pt
2 市川 琉那 (北関東バイクトライアル) 28pt
3 平野 明香有 (ワンダーエナジー) 38pt

プッシン (9-10歳 男子)
1 伊藤 礼 (MYROAD NAKANO) 34pt
2 山下 龍威 (IKKEI BIKE WORKS) 52pt

ユースガール (9-11歳 女子)
1 人見 星衣來 (北関東バイクトライアル) 40pt
2 板谷 彼香 (SunRiseUp) 50pt

詳細リザルト

第8回全日本トライアル選手権大会in信州佐久webページ
http://jbta.jpn.org/event/2019/2019_jnc.htm

写真提供 Akinori YAMADA

Categories: 新着情報 Tags:

The 60th Anniversary ‘Thai Cycling Association’ – The Golden Era Celebration

5月 27th, 2019

Tour of Tratから続けて開催されたUCI 1.1のThe 60th Anniversary ‘Thai Cycling Association’ – The Golden Era Celebration に日本チームはTratと同じく梶原悠未、上野みなみ、古山稀絵、下山美寿々、岩元杏奈の5名で臨んだ。
レースはTratのコースより起伏はあるものの平坦基調のコースであり、梶原悠未をエースに優勝を狙ってスタートした。

スタートして最初の5名の逃げに下山が入る。15kmあたりで吸収されると次の5名の逃げには上野が入る。その間に韓国選手の落車に梶原が巻き込まれるが大きなダメージはなく集団に復帰する。上野の入った先頭グループは35kmあたりまでに1分ほどのタイム差をつけるが逃げ遅れたオーストラリアのクラブチームらがコントロールして集団は一つになる。40kmあたりでロシア2名と下山を含む6名の逃げが先行し1分以上の差をつける。ロシア2名が積極的に集団を牽引するがタイム差はそこから広がらず、タイチームがコントロールしてラスト10kmあたりまでにはすべての逃げを吸収する。そこからはスプリンターのいないロシアが攻撃をかけるがどれも決まらず、集団でのスプリント勝負となる。日本チームはラスト1kmの最終コーナー手前まで上野が梶原のポジションをキープする。コーナーを抜けた後は韓国の牽引で進み、ラスト600mからの位置取り争いから直線での力勝負となり、この日はJUTATIP Maneephanが制し梶原は2位となった。

上野以外はU23以下の若い選手構成のチームであったが、意思疎通も日に日にスムーズとなり、日本チームが逃げに乗り遅れることはなく日々成長を感じることが出来た。一方で集団スプリントに向けてのアシストの局面に関しては課題も多く、チームでより力を出し合い位置取り出来れば梶原の優勝の可能性をより高く出来る場面が多く見受けられた。まだ大きく成長する可能性のあるチームであり、各選手の更なる成長を期待している。

結果
1 JUTATIP Maneephan(タイ)2時間27分42秒
2梶原悠未 同タイム
3 YU Seonha(韓国) 同タイム
9下山美寿々 同タイム
10 上野みなみ 同タイム
36岩元杏奈 13秒差
46古山稀絵 50秒差

JCF強化コーチ 柿木孝之


Thai Cycling Associationの写真

Categories: 新着情報 Tags:

TOUR OF JAPAN 第8ステージ

5月 27th, 2019

TOUR OF JAPAN 第8ステージ (東京ステージ)112㎞
ステージ成績
1窪木 一茂 (チームブリヂストンサイクリング) 2時間23分01秒
2フェデリコ・ズルロ (イタリア/ジョッティ・ヴィクトリア・パロマー) +0秒
3オールイス・アウラール (ヴェネズエーラ/マトリックス パワータグ) +0秒
・・・29渡辺歩+0秒、63富尾大地+37秒。64尾形尚彦+39秒
77人完走/77人出走

最終個人総合成績
1クリス・ハーパー (オーストラリア/チーム・ブリッジレーン) 19時間49分57秒
2 ベンジャミ・プラデス・レヴェルテル (スペイン/チーム右京) +40秒
3 ホセ・ヴィセンテ・トリビオ・アルコレア (スペイン/マトリックス・パワータグ)+51秒 ・・・45渡辺歩+45分41秒、48尾形尚彦+49分31秒、61富尾大地 +1時間8分38秒

コメント
フラットな周回コースの東京ステージはゴールスプリントで決着となった。チームは渡辺で上位を狙ったがゴール前の混戦で前方に上がれず29位でのゴールにとどまった。今回は日本人主力エリート選手が所属チームでの参加となったためナショナルチームは現在国内にいるU23選手で8日間を走ったが、完走が3名、ステージでの上位入賞も果たせず、若手選手の存在感を示すことが出来なかった。各選手この経験を次の目標達成に繋げることで初めて参加意義があったといえる。今回も貴重な参加枠を提供いただいた主催者へお礼申し上げます。浅田 顕

Categories: 新着情報 Tags:

Coupe du Japon やわたはま国際MTBレース2019速報

5月 26th, 2019

Coupe du Japon やわたはま国際XCO第3戦 クロスカントリーオリンピック競技が5月26日(日曜日)愛媛県八幡浜市若山 八幡浜市民スポーツパーク JCF公認XCコースにて行われた。
本大会はUCI-カテゴリー1並びにAsian Series+ UCI Junior Seriesとして開催され海外から11カ国の参加者が集まった。
主な競技結果は以下の通り
クロスカントリーオリンピック競技
男子エリート
1 KAZANTSEV Kirill  National Team of Kazakhstan KAZ 1:27:06.68
2 前田 公平 弱虫ペダルサイクリングチーム 東京都 1:27:06.71
3 中原 義貴 WIAWIS RACING TEAM 大阪府 1:27:44.53
女子エリート
1 DORMITORIO Ariana Thea Patrice  Team Ariana  PHI 1:18:18.22
2 TSAI Ya Yu  Nanpao Cycling Team  TPE 1:19:14.03
3 今井 美穂  CO2bicycle  群馬県  1:19:26.03
男子U23
1 村上 功太郎 松山大学 愛媛県 1:02:50.94
2 KIM Jaehue  Changwon National University  KOR 1:05:40.90
3 松本 佑太 FUKAYA RACING 神奈川県 1:06:27.50
女子U23
1 矢吹 優夏 東京都 B・B・Q 1:0616.55
男子ジュニア
1 松本 一成 TEAM SCOTT JAPAN 長野県 50:34.52
2 CHUN Seonghun  Gimcheon Biological Science High School KOR 50:35.54
3 SUWANNASING Athiphong  Thailand National Team THA 52:17.96
女子ジュニア
1 RYAN Ruby NZL 47:38.64
2 PHONKLA Yonthanan Thailand National Team  THA 50:56.11
男子マスターズ
1 品川 真寛 MIYATA-MERIDA BIKING TEAM 神奈川県 53:29.02
2 岡本 紘幸 インパルス 愛知県  55:05.68
3 酒居 良和 マウンテン☆ポテト 広島県 57:37.78
女子マスターズ
1 中川 左裕里 愛媛MTB 愛媛県 17:51.17
2 熊本 有加 愛媛MTB 愛媛県 19:15.40
3 北島 優子 Power sports SICK 千葉県 22:10.01
男子ユース
1 村上 裕二郎 松山工業高校 愛媛県 38:10.72
2 副島 達海 Limited Team 846 大阪府 39:53.03
3 野澤 瑠 TEAM BG8 北海道 40:13.16
女子ユース
1 中島 瞳 Limited Taem 846/KURE/TRIGON埼玉県 33:33.62
2 西村 志帆 TEAM BG8 北海道 36:46.95
男子アドバンス
1 穴田 玖舟 TEAM BG8 北海道 54:26.49
2 木下 雄介 チーム・ガチャピン 大阪府 58:25.62
3 JU Youngyu Busan Rider KOR 58:44.17
男子チャレンジ
1 門田 昴 愛媛MTB 愛媛県 28:20.99
2 西尾 滋記 焼鳥山鳥R 愛媛県 29:23.25
3 石橋 剛仁 Click八幡 島根県 31:17.65
女子チャレンジ
1 宮永 侑香 シマノドリンキングXC B 大阪府19:59.06
2 山崎 あずさ シマノドリンキングXC B 大阪府24:01.47

テクニカルデータ
コース長 4.3km スタート/フィニッシュ地点標高 235m 
最高地点281m 最低地点190m標高差91m

大会名:Coupe du Japon やわたはま国際 MTBレース2019
主催:八幡浜MTB実行委員会
共催:八幡浜市
開催日:2019/5/25-26
カテゴリー:MTB XCO
開催地:愛媛県八幡浜市若山 八幡浜市民スポーツパーク

Categories: 新着情報 Tags: