2018年11月30日から12月2日の3日間にわたり、ドイツ・ベルリンにて2018‐2019シーズンの第3戦となるトラックワールドカップ
ベルリン大会が行われた。
シーズン3戦目のワールドカップとなり、各国・各種目のオリンピックポイントが見え始め、ポイント獲得の戦略が練り直された様子が伺えた。
日本は、短距離から男女6名と中距離から男女6名の合計12名で参戦。女子ケイリンで2017-2018シーズン善戦を見せていた小林優香が3位に入り念願のメダルを獲得、太田りゆが7位と、共に過去最高の成績を残した。
日本勢の結果は以下の通り。
11/30(金)
■女子チームパーシュート
15位 日本(古川美穂、橋本優弥、古山稀絵、中村妃智) 4分38秒119
■男子チームスプリント
9位 日本(雨谷一樹、新田祐大、深谷知広) 44秒328
12/1(土)
■女子スプリント ※タイムは予選200mFTTの記録
21位 小林優香(ドリームシーカー/日本)11秒017
28位 太田りゆ(日本)11秒336
■女子オムニアム
21位 古山稀絵(日本) 13点
■男子ケイリン
9位 新田祐大(日本)
13位 渡邉一成(JPC/日本)
12/2(日)
■女子マディソン
15位 日本(中村妃智、橋本優弥) 0点
■女子ケイリン
3位 小林優香(ドリームシーカー/日本)
7位 太田りゆ(日本)
■男子スプリント
24位 深谷知広(日本) 9秒926
29位 新田祐大(日本) 9秒954
31位 渡邉一成(JPC/日本) 10秒012
■男子オムニアム
13位 窪木一茂(日本) 71点
結果詳細はTISSOT TIMMING HPより
http://www.tissottiming.com/2018/ctrwcIII/ja-jp/Default/
■小林優香のコメント
メダルを取れたことは素直にうれしい。去年は悔しい思いをし、今年の2戦目までも悔いの残るレースだった。ここできっかけがつかめて良かった。欲を言えば違う色のメダルがよかったので、合宿でもう一段パワーアップして次の大会でも表彰台を狙いたい。
■本大会の日本選手団
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「第24回シクロクロス全日本選手権大会 マキノ高原大会コミュニケ21-24」
シクロクロスレースの日本一を決める「第24回シクロクロス全日本選手権大会(兼2019年シクロクロス世界選手権代表候補選手選考会)」が滋賀県高島市マキノ高原特設コースにおいて開催。2日目となる12月9日(日曜日)の午後は男女エリートのレースが行われた。雪は降ったり止んだりを繰り返すが、第2レース終了後に行われたエリートクラスの試走によってラインが掘り起こされ泥混じりのシャーベット状のラインが完成した。
この日の第3レースとなる女子エリートは12:40にスタート。松本 璃奈(TEAMSCOTT)がホールショットを奪い、前年チャンピオンの今井 美穂(CO2bicycle)と並んでピット前を通過。それに続いたのが與那嶺 恵理(OANDAJAPAN)。
松本が少しづつリードを奪い、それを今井と與那嶺がパックで追走する。松本が逃げる中、今井と與那嶺はお互いにミスを繰り返し、今井が単独で2位となる。先頭を走る現役高校生の松本はラップごとに差を広げ、2分差をつけて優勝した。
そして最終レースとなる男子エリート。出走は78名。ホールショットを奪ったのは雪に強いと定評のある横山 航太(シマノレーシング)、しかし担ぎのセクションで前田 公平(弱虫ペダルサイクリングチーム)がリードを奪うことに成功した。それを横山、沢田 時(TEAMBRIDGESTONECycling)、丸山 厚(チームリドレー)が追う。やがて横山が2パックから抜け出し、前田を追うが1周目にできた15〜6秒の差は詰まることなく、前田が優勝。2位には横山。3位にはスタートで出遅れてしまった小坂 光(宇都宮ブリッツェンシクロクロスチーム)が、丸山、沢田を交わして入った。
各クラスの結果は以下の通り。
女子エリート
1 : 松本 璃奈 TEAMSCOTT 41:35
2 : 今井 美穂 CO2bicycle +2:03
3 : 與那嶺 恵理 OANDAJAPAN +2:40
男子エリート
1 : 前田 公平 弱虫ペダルサイクリングチーム 50:29
2 : 横山 航太 シマノレーシング +0:16
3 : 小坂 光 宇都宮ブリッツェンシクロクロスチーム +0:36
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シクロクロスレースの日本一を決める「第24回シクロクロス全日本選手権大会(兼2019年シクロクロス世界選手権代表候補選手選考会)」が滋賀県高島市マキノ高原特設コースにおいて開催。2日目となる12月9日(日曜日)、午前中は男子ジュニア、男子U23のレースが積雪の中で行われた。ドライコンディションであれば7分〜8分のラップタイムのコースだが、乗車率がさがりラップタイムは13分オーバーの厳しいレースとなった。
第1レース男子ジュニアは9時にスタート 柳澤創(TeamCHAINRING)がホールショットを奪うとそのままリード、しかし1周目フライオーバー手前で小島 大輝(SNELCYCLOCROSSTEAM)が先頭に出ると、そのまま差を広げ優勝した。
第2レースの男子U23、ジュニアのレースの時間帯よりもさらに降雪が激しくなり、コースコンデイションも大きく変化。乗車率はジュニアより低いレースとなったが、1周目の中盤にトップを奪った村上 功太郎(松山工業高校)が他の選手よりも遥かに高い乗車率と、軽やかなペダリングで後続を大きく突き放し、前年のジュニアタイトルに引き続いてU23クラス1年目でタイトルを獲得した。
各クラスの結果は以下の通り。
男子ジュニア
1 : 小島 大輝 SNELCYCLOCROSSTEAM 0:42:29
2 : 柳澤 創 TeamCHAINRING +1:40
3 : 鈴木 来人 伊那北高校 +1:56
男子U23
1 : 村上 功太郎 松山工業高校 55:15
2 : 江越 海玖也 弱虫ペダルサイクリングチーム +2:18
3 : 坂本 章 Sonic-Racing +2:45
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「第24回シクロクロス全日本選手権大会 マキノ高原大会コミュニケ17-20」
「第24回シクロクロス全日本選手権大会 マキノ高原大会コミュニケ3-16」
第24回シクロクロス全日本選手権大会 マキノ高原大会コミュニケ2