新着情報

JCFロード部会第9回会合のご報告(2026年4 月28日/2026年度第1回)

4月 30th, 2026

公益財団法人日本自転車競技連盟(JCF)ロード部会は、2026年4月28日に第8回会合を開催しました。
2026年度として最初の部会にあたるため、冒頭で議事録のカウント方針を確認したうえで、以下の5議題について議論を行いました。
1. 全日本選手権(RR要綱/エリート・マスターズのエントリー扱い)
2. チャンピオンジャージについて
3. ツール・ド・おきなわについて
4. エキシビションレースについて
5. ナショナルチーム派遣について

出欠状況

出席者:加地/飯田/樫木/今西/古家/松村/辻
欠席:栗村/中梶/別府/川口/大庭
事務局:斎藤松隈

会合の概要

新年度最初の部会として、まず議事録のカウントを「現メンバー就任以降の通算回数で継続」とする方針を確認した(年度区切りは括弧書きで併記)。
全日本選手権の運営詳細、ツール・ド・おきなわの運営課題への対応、2027年UCIカレンダー登録に向けた整理に加え、強化選手の選考・派遣の透明性、エキシビションレースにおけるJCFの関わり方など、年度跨ぎの懸案を中心に審議した。

議事録カウントの方針確認

・新年度であっても、現メンバー体制以降の通算回数で議事録のカウントを継続する
・年度区切りは括弧書きで併記する形に統一(例:第8回(2026年度第1回))

全日本選手権ロードレースの運営詳細(要項案)

松隈氏より、全日本選手権ロードレースの要項案について説明があり、昨年から大きな変更点はないことが共有された。
【チームカー台数の変更】
・昨年の14台から10台に縮小
・地元(権兵衛トンネル付近)からの要請で、コース特性上、後方配置のチームカーが機能しない懸念があるため
【男子エリート枠の文言修正】
・男子エリート枠の説明文に女子UCIチーム関連の記述が残っていたため修正
【マスターズ/エリートの二重カテゴリー出走に関する整理】
シクロクロス全日本選手権(年末開催)と、ロード等の翌年カテゴリー登録のずれにより、「シクロクロスで前年エリート出走→翌年ロードでマスターズ登録」のような事象が発生していた。
当初案では「他種目で当該年度にエリートに出走した者はマスターズに出走できない」旨を要綱に記載する方向だったが、議論の結果、以下の整理とした。

・全日本選手権はあくまでJCF登録カテゴリーに従って出走することを原則とする
・「他種目をまたいだ出走規制」を要綱で個別に書くのではなく、ライセンスの登録カテゴリーが正となる運用に揃える
・構造的な原因はシクロクロスの全日本選手権が12月開催(本来は1月)で行われている点にあるため、シクロクロス部会側で、同大会の出走資格を翌年度(=現大会開催シーズン)の登録ライセンス保持者に限定する運用変更を要望する
・ロード部会としては、現行のロード要項に大きな修正は加えず、ライセンスとカテゴリーが整合する運用を関係事務局に依頼する

担当:シクロクロス部会への依頼を事務局経由で実施

日本チャンピオンジャージ(TT)の市販について

全日本TT王者の所属チームから、ナショナルチャンピオンジャージのレプリカ販売がECサイト上で開始されていることが共有された。

【規定上の整理】

・JCF規定上、ナショナルチャンピオンジャージに関する全ての権利はJCFに帰属する
・一方、海外でも各国チャンピオンジャージのレプリカは一般に販売されている
・公認レースでの着用は引き続き不可

【部会としての判断】

・許可の判断軸:
 〇選手の活動の役に立つこと(チーム・選手の活動支援につながる)を優先
 〇加えて、悪影響も想定できない(レプリカ用途・普段着/応援用に限定され、公認レースでの着用は不可のままであり、規定の趣旨を毀損しない)
・上記2点を踏まえ、JCFとして販売の許可を出す方針とする
・販売前にチームからJCFへ申請が入る仕組みを整える必要があるため、今後は事前申請・許可発行のフローを構築する
・ロイヤリティ徴収等の制度設計は、現状の販売規模を考えるとコストに見合わないため、当面は見送る

ツール・ド・おきなわについて

部会長より、主催者とのオンラインミーティング内容が共有された。
本件は引き続き協議中のため、本報告書では論点の概要のみを記録する。
【主な論点】
・2025年大会の運営において、安全管理体制上の課題が確認された
・当該事項については主催者と問題認識を共有し、対応について継続協議中
・運営体制全般について、抜本的な見直しが必要との認識を部会・主催者間で確認
【今後の方向性】
・主催者側で運営体制・必要リソース(人・予算)の整理を進めていただく
・5月部会で改めて状況を確認し、2027年UCIカレンダー登録に向けた最終判断を行う
・UCIレースについては、JCFが競技主管として実質的に関与する体制を含めて協議を継続

2027年UCIカレンダー登録に向けた論点整理

UCIへのカレンダー登録は概ね6月中の対応となるため、5月部会までに必要な情報を揃えることを確認した。
【事務局への依頼事項】
・各レースのカレンダー登録方針について、5月部会までに情報を集約
・ツール・ド・おきなわについては、上記の運営体制レビューと連動
【コンチネンタル登録に関する論点(UCI照会中)】
・国内UCIレースにおける日本登録チーム内の日本人選手数のコントロール可否:UCIに照会済(事務局)。回答待ち
・大学チーム所属選手のコンチネンタル登録:UCI標準契約書の排他条項に抵触する可能性があり、現状の「学連チーム×コンチネンタル」二重所属の運用が無効になる懸念がある
 〇対応策として、NF(JCF)独自レギュレーションで例外を規定する案をUCIに照会中(クラブチームとの併存に限定し、コンチネンタルチーム側の事前同意を要件とする)
 〇回答が得られ次第、5月部会で正式に議論

ナショナルチーム派遣選手の報告(TOJ/ツール・ド・熊野)

清水祐介氏(強化サイド)から、各レースの派遣選手・派遣目的・選考理由が文書で部会に共有された。
【ツアー・オブ・ジャパン(TOJ)】
・HPCJC(ハイパフォーマンスセンター)選手を中心に、鎌田選手・吉田選手を加えた構成
・アンダー世代育成という位置付けを明確化
【ツール・ド・熊野】
・HPCJCを中核としつつ、渡辺選手・橋本英也選手を加える構成
・国内TT・登坂系での経験値積み上げを意図
【議論:派遣の位置付けと選考の透明性】
・「アジア選手権等のナショナルチーム派遣」と「国内ステージレースのナショナルチーム編成(コンチネンタルに枠が無い選手の受け皿)」は本来別のものだが、選手・関係者からは同一視される傾向がある
・結果として「同じ選手が固定化されている」との不満につながりやすい
・派遣目的と選考理由を毎回オープンに発信する方針を継続。ロード部会としては選考そのものへの介入は抑制しつつ、発信面では関与可能
【HPCJC選手の活動状況】
・HPCJC所属選手は育成を中心とした活動を継続中
・現時点ではアンダー世代を中心とした取り組みが進められている段階であり、今後の成果に期待

新たな強化選考・派遣基準について

第7回部会で確認した通り、今後10年使える新たな強化選考および派遣基準の整備を、選手強化委員会・HPCJC(三瓶氏ほか)と並行して進めている。
強化指定選手の選考基準に加え、各国際大会・国内大会への派遣基準についても、合わせて検討する必要があるとの認識が共有された。
今回の部会では、現状の課題認識と今後の進め方について議論した。
【現状認識と方向性】
・強化選考・派遣ともにガバナンスコードを踏まえ、できる限り客観的な基準で運用することを基本とする
・現行の選考基準は欧州ワールドツアー/プロチームに日本人選手が多数所属することを前提とした「ヨーロッパ至上主義」的構造だが、現実はその前提から離れつつあるため、新しい時代に対応した基準への更新が必要
・推薦制を併用する場合でも、推薦の客観性を担保できるロジックを併記する設計とする
・ロード部会で進めてきた選手育成パスウェイとの連動を必須要件とする
・派遣基準については、派遣目的・対象大会の格付けに応じて整理する
【JBCF JPT選手会からのヒアリング】
現場の声を反映するため、JBCF JPT選手会(JPT登録の各チーム代表で構成)からも意見を聴取している。
今回の部会で寄せられている主な論点が共有された。
・アジア選手権等の選手選考について、UCIレースで実績・ポイントを有する国内選手が呼ばれていないケースに対する疑問
・ナショナルチーム派遣が近年同一メンバーで固定化しているとの指摘
・過去にあったナショナルチーム合宿や複数レースでの編成共有が消滅し、海外組と国内組の交流機会が減少している点への懸念

【次回に向けて】
・上記のヒアリング結果と現状認識を踏まえ、部会員各位からも強化選考・派遣基準の案を持ち寄っていただく
・次回部会で各案を持ち寄り、選考基準・派遣基準の双方の方向性を集中議論する

エキシビションレースについて

2027年UCIカレンダー登録を控え、エキシビションレース(興行性の強いレース)における競技主管のあり方について議論した。
【論点】
「エキシビションレースを盛り上げること」と「JCFが競技主管として関与すること」は別の話として切り分けて議論する必要がある、との認識が共有された。
・興行(イベント)としての盛り上がり・発展は、それ自体として尊重されるものである
・一方、競技主管・UCIカレンダー登録は競技性(公正性・記録の正統性)を担保することが前提であり、興行性の強いレースに対してJCFが競技主管に入り、UCIカレンダーに登録する立て付けには再検討の余地がある
【今後の対応】
・2027年UCIカレンダー登録の打診時の部会としての判断にあたり、競技主管としての立て付けを継続するか、別の関与形態(共同演出等)に切り替えるかを含めて再整理

報告事項

【メディア連携】
・全日本選手権の中継・発信に関連し、メディアパートナーとの連携協議が進行中
・部会長から「方向性としては良い形で着地できる見込み」との共有(詳細は協議中につき本報告では割愛)
【全日本選手権関連】
各部会員の現地参加状況を共有

部会長コメント

2026年度の最初の部会となりました。
新年度を迎えるにあたり、運営面・選考面ともに「客観性」と「透明性」を一層意識した部会運営を進めてまいります。
競技と興行の切り分け、関係各位との責任分担の整理は、ロード競技全体の信頼性を高めるための土台と考えており、丁寧に議論を重ねていきます。
強化選手の選考と派遣についても、関係者・選手と対話を重ねながら、中長期で活用可能な基準づくりを進めていきます。
今期はJBCF JPT選手会からも選考に関するご意見をいただいており、現場の声を反映した基準設計を進めてまいります。
ツール・ド・おきなわについて一言申し上げます。
「これまで事故がなかったのだから大丈夫」というご意見、あるいは「ロード部会が沖縄に難癖をつけている」というご意見も耳にしますが、いずれも本質を全く理解されていないものであり、こうした見方こそがロード種目を停滞させる一因であると考えております。
我々は安全なレース運営を大前提としたうえで、ロード競技の発展を目指す立場であり、この姿勢に妥協はありません。
沖縄は多くの選手に愛され、長年にわたり日本のロード競技を支えてきた大切なレースです。
だからこそ、安全運営の観点から主催者と密に連携を取り、持続的に開催できる形を共に築いてまいります。

ロード部会としては、現場の選手・審判・主催者を第一としたレース環境を整え直すことを基本方針として取り組みます。
その過程では、いかに歴史のある団体やレースであっても、安全と公正の観点から見直しが必要であれば一切容赦なく踏み込む所存です。
また、従来の関係性や各方面への配慮が、本来あるべき判断の軸を曇らせることがあってはならないと肝に銘じております。
判断の軸は常に、現場の選手・審判・主催者の安全と、競技の公正性に置かれるべきものです。
これは特定の団体・大会を排除する意図ではなく、ロード競技そのものを次の世代に確実につないでいくための責務として行うものです。
あわせて、過去の事象についても、必要であれば改めて検証と反省を行うべきと考えております。
これまでに発生した重大事案のなかには、その後の原因究明や再発防止策が組織として十分に整理・共有されているとは言いがたいものもあり、こうした課題に競技団体全体として正面から向き合うことが求められていると認識しております。
過去を曖昧にしたままで未来の安全は語れません。引き続き、避けてきた論点にも誠実に手を入れてまいります。
一部の議題は関係各方面と協議中のため、本報告では概要のみの記載となっております。
引き続き、皆さまのご協力をお願い申し上げます。

次回部会・予定議題

【次回部会】
2026年5月26日(火)
【次回宿題】
新たな強化選考・派遣基準(部会員各位の案持ち寄り)
・強化指定選手の選考基準と、各大会への派遣基準を両輪として整備
・推薦ベースではなく、明確な基準を追加していく方針で整備
・派遣基準は派遣目的・対象大会の格付けに応じて整理
・選手育成パスウェイとの連動を必須要件とする
・選手強化委員会・HPCJC(三瓶氏ほか)と並行して検討
・部会員各位からも強化選考・派遣基準の案を持ち寄り、JBCF JPT選手会のヒアリング結果と合わせて集中議論する

【次回予定議題】
1. 主管規定の整理
・UCIレースの競技主管・委託料の整理(第7回より継続)
・各UCIレース/エキシビションレースの競技主管のあり方
・大学チーム×コンチネンタルチームの二重所属に関するNF独自レギュレーション
・国内UCIレースにおける日本人選手数管理の可否
2. 国内競技規定の統一化
・国内で運用されている各種競技規定の整合性を確認し、統一化に向けた整理を進める
・次回部会で論点・スコープを整理する
3. 高校生世代の育成について
・パスウェイ上のT1(高校生段階)にあたる選手層の育成について、現状把握と今後の方向性を整理する
・次回部会で論点を共有し、今後の進め方を協議する

【継続協議事項(5月部会で最終判断・方針確定)】
・ツール・ド・おきなわ運営体制の最終判断
・2027年UCIカレンダー登録方針の決定
・コンチネンタル登録関連UCI回答に基づく方針確定


公益財団法人日本自転車競技連盟
ロード部会長
加地邦彦

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2026全日本自転車競技選手権大会タイムトライアル/パラサイクリング 大会要項公開のお知らせ

4月 22nd, 2026

2025全日本自転車競技選手権大会ロードレースの大会要項を公開しました。

下記の大会イベントカレンダーより確認ください。

全日本自転車競技選手権大会-タイムトライアル

日本パラサイクリング選手権・ロード大会

エントリー期間:4月22日(水)15:00-5月11日(月)12:00

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JCF ロード部会 第8回会合のご報告(2026年4月1日・臨時開催)

4月 15th, 2026

公益財団法人日本自転車競技連盟(JCF)ロード部会は、2026年4月1日に第8回会合を臨時で開催し、「全日本選手権タイムトライアル(宮崎)の開催形式と参加人数」について集中的な議論を行いました。地元主催者の意向を踏まえ、大会の価値向上と持続可能な開催体制の構築に向けた具体策を検討しました。

出欠状況

出席者:加地/中梶/飯田/別府/古家/大庭/今西/栗村/樫木/松村
欠席:川口/辻
事務局:松隈

会合の概要

全日本選手権タイムトライアル(宮崎開催)について、参加人数の拡大策とチームタイムトライアルの新規導入を中心に議論を行い、大会の魅力向上と地元自治体へのアピールの両立を図る方針を全会一致で決定した。

全日本選手権タイムトライアルの開催形式

【背景と課題】

全日本選手権タイムトライアルは、参加人数の少なさが長年の課題となっている。
地元自治体への報告や対外的な発信において、参加規模の確保は大会の継続性に直結する問題であり、宮崎での初開催を成功させることが今後の開催地確保にも重要な意味を持つ。
・宮崎のコースは1周14kmの有料道路を封鎖して使用。直線基調でタイムトライアルに適した好コース
・地元自治体・シーガイア等の協力体制が整っており、駐車場・フェリー連携等のインフラも確保済み
・現行案ではエリート参加者が25名程度にとどまっており、大会としての盛り上がりに課題がある
・開催地からも、自治体への報告や次年度以降の継続開催に向けて参加人数の拡大を強く希望する声があった
・ナショナルチームとしてもミックスリレーでアジアチャンピオンを狙いたいという意向があり、チームTT・ミックスリレーの国内での実施機会を整備していく必要性が共有された

【エリート個人タイムトライアルの参加人数拡大】

開催地の希望も踏まえ、部会として、エリート個人タイムトライアルの参加人数を現行の25名程度から50名程度に拡大する方向で調整することを決定した。
・スタート間隔を短縮し、より多くの選手の出走を可能にする
・開催地として審判団の増員にも対応可能であり、十分な体制が確保できる見通し
・選手権争いに関わる上位選手のフェアネスは確保しつつ、大会全体の参加規模拡大を図る

【チームタイムトライアルの新規導入】

大会の魅力向上策として、チームタイムトライアルを新たに導入する方向で検討を進めることを決定した。
・世界的にもチームタイムトライアルへの関心が高まっており、ツール・ド・フランスが久々にチームTTを復活させるなど、国際的な潮流とも合致する
・ツアー・オブ・ジャパンでも今年度チームTTの実施が決定しており、国内での実施機会が広がる
・チーム単位での参加により、視覚的なインパクトが高まり、一般観戦者にとっても分かりやすいコンテンツとなる
・チームのスポンサーやメーカーにとってもPR素材として活用できるメリットがある
・全日本チャンピオンジャージを授与する
・1チーム3~4名編成を想定。参加資格はコンチネンタルチーム・JBCFチーム・学連チームを対象とする
・大学チームからの参加も期待できる
・将来的にはマスターズカテゴリーでのチームタイムトライアル実施等により、参加層の拡大に寄与することが期待される

【日程構成の見直し】

チームTTの導入に伴い、開催地の意向も踏まえ、従来の日程構成を以下のように見直す方向で検討する。
・土曜日:エリート・U23の個人タイムトライアル
・日曜日:パラサイクリング・女子、およびチームタイムトライアル

【UCIルールに関する確認事項】

チームTTのスタート間隔はUCI規則上4分と確定している。
参加チーム数とのバランスからスタート間隔の短縮についてはUCIに確認のうえ対応を進める。

総括

臨時開催となった今回の会合では、全日本選手権タイムトライアルの価値向上に向けた具体的な方策を議論し、参加人数の拡大とチームタイムトライアルの導入という二つの施策を全会一致で承認した。
宮崎での初開催を大会の新たなスタンダードとすべく、地元主催者と事務局が連携してスケジュールの具体化を進めていく。


臨時の招集にもかかわらず、多くの部会員にお集まりいただき感謝しております。
全日本選手権タイムトライアルは、これまで開催地の確保に苦労してきた種目です。
宮崎という素晴らしいロケーションで大会を成功させることが、今後のTT文化の発展につながると確信しています。
チームタイムトライアルの導入は、選手・チーム・地域にとって三方よしの施策であり、
大会の魅力を高めるとともに、ロードレース界全体の活性化に寄与するものと期待しています。
全日本選手権としてはおそらく初となるチームタイムトライアルの開催に大いに期待しており、
記念すべき初代全日本チャンピオンの栄冠をどのチームが手にするのか、今から楽しみにしています。
引き続き、地元主催者の皆さまとともに、最高の大会づくりに取り組んでまいります。


今後の予定

・開催地とJCF事務局による新スケジュールの落とし込みにより、最終の参加数等を決定
・チームTTの出走上限チーム数の確定
・UCIへのナショナルチャンピオン認定に関する確認
・全日本TT要項の公開(4月中旬目標)


公益財団法人日本自転車競技連盟
ロード部会長
加地邦彦

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【東京車連】4/29 JCF チームアテンダント(トラック・ロード)講習会 受講申込受付中!

4月 3rd, 2026

東京都自転車競技連盟は 2026年度JCF チームアテンダント(ロード・トラック)講習会を開催いたします。
なお、受講は東京都以外の方でも可能です。また、受講後他県での登録も可能です。

主 催:東京都自転車競技連盟
日 時:2026年4月29日(水・祝日)
会 場:三田いきいきプラザ 会議室
    住所:東京都港区芝4丁目1番17号
定 員:40名(先着)
受講者資格:資格取得時に満20歳~70歳未満
費 用:4,000 円(登録費用は別途) ・当日欠席の場合も受講料はお支払いいただきます。
申込先:スポーツエントリー https://www.sportsentry.ne.jp/event/t/105010
    スポーツエントリーに関するお問合わせは、下記のフォームへ。
    https://www.sportsentry.ne.jp/inquiry
    ■ 申込締切:4月24日(金)
    ■ 問い合わせ:info@tokyo-cf.jp

詳しくは東京都自転車競技連盟サイトでご確認ください。
https://www.tokyo-cf.jp/news/22084.html

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JCFロード部会 安全に関する基本方針

3月 31st, 2026

採択日:2026年3月24日(第7回ロード部会)


ロードレースにおける重大な事故を防ぎきれなかったことを、私たちは深く反省する。
この反省に立ち、JCFロード部会は、すべての大会主催者・選手・審判をはじめとするレース関係者と共有すべき基本方針として、以下を採択する。
第1条(安全の最優先)
レース数が減る可能性があっても、安全性を徹底的に高める。安全基準を満たさない大会は開催すべきではない。
第2条(客観的基準に基づく管理)
選手の安全を特定の個人の力量や人脈に委ねてはならない。誰が担当しても同じ水準の安全が確保されるよう、客観的な基準と標準化された手順に基づく体制を構築する。
第3条(事故の根絶に向けた不断の取り組み)
重大事故を二度と起こさないために、あらゆる安全上の問題を組織として把握し、改善し続ける。事故・インシデントの情報は隠蔽せず公開し、その教訓を全大会の安全管理に反映する。安全上の問題を報告した者に対して不利益な取扱いを行うことは、許容しない。


JCFロード部会 部会員一同

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JCF ロード部会 第7回会合のご報告(2026年3月24日)

3月 31st, 2026

公益財団法人日本自転車競技連盟(JCF)ロード部会は、2026年3月24日に第7回会合を開催し、「選手強化基準の新方針と暫定措置」「選手育成パスウェイの承認」「レースの安全性に関する基本方針の採択」「全日本TT選手権の運営」について議論を行いました。
今回は選手強化委員会事務局の三瓶氏が前半に参加し、新たな強化基準について説明が行われました。

出欠状況

出席者:加地/飯田/別府/樫木/今西/古家/大庭/川口/辻/栗村/中梶/松隈

選手強化委員会(前半のみ)
三瓶(事務局)

欠席:松村

会合の概要

今回の会合では、選手強化委員会から提示された新たな強化基準案への対応として暫定措置を決議するとともに、数ヶ月にわたり検討してきた選手育成パスウェイを正式に承認しました。
また、レースの安全性に関する基本方針を文書として採択し、チャレンジロードレースの参加者減少への対応や全日本TT選手権の準備状況についても議論が行われました。

選手強化基準の新方針と暫定措置

【新基準案の説明】

選手強化委員会より、選手強化および選考に関する新たな基準案が説明された。
3月の理事会で承認された新たな強化区分は、日本スポーツ振興センターのFTEM基準に合わせ、パフォーマンスレベルに応じた5区分(エリートポディウム、エリート、タレント、ジュニアタレント、ファウンデーション)に再編されたもので、全種目共通の枠組みとなっている。

【ロード部会からの意見】

部会員からは以下の意見が出された。
・ロード競技の特殊性(コース特性、選手タイプの多様性)を踏まえた細分化が必要
・選手選考プロセスへの専門部会の関与が不可欠
・ナショナルチームの戦略(世界選手権派遣方針、UCIポイント獲得方針)の議論が先行すべき
・女子選手については人数を踏まえた柔軟な選考が適切

【暫定措置の決定】

新しい正式な選考基準の策定には時間がかかるため、以下の暫定措置を全会一致で決議した。
・昨年の選考基準を暫定的に踏襲し、強化指定選手を選定・発表する
・ユース・U17の選手を追加検討するとともに、トラック中距離選手もリストに含める
・並行して新基準の策定を1~2ヶ月かけて進める

選手育成パスウェイの承認

数ヶ月にわたり検討してきた選手育成パスウェイ(選手育成経路)を図式化したものが共有され、部会として正式に承認した。
主な特徴は以下の通り。
・国内ルートと海外ルートを分けた2段構成
・競技以外の強化(教育等)の必要性も盛り込み
・2035年のゴール:ワールドツアー5名、プロチーム5名の計10名
議論の中では、ナショナルチーム活動における選手の経済的負担の問題や、選手タイプ別(TT、スプリント、ヒルクライム、ルーラー等)の選考基準の必要性、他競技からの転向者への対応なども話題となった。パスウェイ自体は承認しつつ、こうした課題は選考基準・派遣基準の柔軟性で担保していく方針を確認した。

レースの安全性に関する基本方針

レースの安全性に関する基本方針を文書化した案が提示され、文言の調整を経て全会一致で採択された。
前回の会合で確認した「安全性を徹底的に高める」という方向性を具体的な文書として形にしたもの。

チャレンジロードレースについて

【参加者減少】

チャレンジロードレースの参加者が昨年から大幅に減少していることが報告された。
特にアンダー23カテゴリーでは昨年の約170名から約100名へと減少している。
要因として、群馬で開催される別レースへの流出やJBCFレースの早期開幕による大会ステータスの相対的な低下が議論された。
JCF主催大会としてのステータス向上策を継続的に議論していく。

【ジュニア強化指定選手の出走】

ジュニア強化指定選手8名をエリートカテゴリーに参加させることが承認された。(昨年は5名)
テクニカルガイドに追記する形で対応する。

全日本タイムトライアル選手権

全日本TT選手権の準備状況が報告された。
・要項は4月中旬の公開を目指して最終調整中
・会場の利用時間制限を踏まえた参加者数の設定
・スタート順はUCIポイント等に基づく案を作成し、PCP(審判長)に確認する方針
・国内チームおよび選手から出場基準についての相談があり、現行の選考基準に基づき対応する

報告事項

【自転車の普及に向けたメーカーとの連携】

部会長より、機材コスト低減による競技普及を目的としたメーカーとの対話の進捗が報告された。
複数のメーカーから賛同を得ており、残り数社との面談後にキックオフを予定している。

【UCIグラベルシリーズの日本開催】

UCIグラベルシリーズの一戦が日本(宮城県加美町、8月予定)で正式に決定したことが報告された。
グラベル部会が存在しないため、引き続きロード部会が管轄する。

【UCIレース主管料・委託料】

UCIレースの主管料・委託料が大会ごとにばらつきがある現状について、次回会議で具体的な数字をもとに議論することが予告された。

総括

今回の会合では、選手強化基準の暫定措置の決議、選手育成パスウェイの正式承認、レースの安全性に関する基本方針の採択と、3つの重要な決議が行われました。
いずれも全会一致での決定であり、部会としての方向性が明確に示されました。
新しい選考基準の正式策定に向けた作業も並行して進め、ロード競技の特殊性を反映した実効性のある基準づくりに取り組んでまいります。

今後の予定

次回会合では、以下の事項を中心に審議を行う予定です。
・UCIレースにおける競技主管体制の整理(主管として担うべき役割の明確化、都道府県車連への委託における役割分担、主管料・委託料の適正化)
・新選考基準の策定進捗報告
・メーカー連携キックオフの報告


公益財団法人日本自転車競技連盟
ロード部会長
加地 邦彦

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JADAドーピング防止情報提供事業に係る報告書

3月 26th, 2026

National Anti-Doping Organization(NADO:国内アンチ・ドーピング機関)である日本アンチドーピング機構より
「2025年度ドーピング防止情報提供事業に係る報告書」がリリースされました。

下記URLよりどうぞご覧ください。
https://www.playtruejapan.org/entry_img/International_Conferences_and_Exchange2025.pdf

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全日本自転車競技選手権大会ロードレースU17カテゴリー以下のギア比制限について

3月 19th, 2026

先日、ロード種目U17カテゴリー以下の選手に対するギア比規制を「適用」から「推奨」へ変更する旨をお知らせしたところですが、本年は全日本自転車競技選手権大会ロードレースにおいてはギア比規制を適用しないことをお知らせいたします。

詳細は今後発表される当該大会の要項をご確認ください。

ロード種目、U17カテゴリー以下のギア比制限について

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ロード種目、U17カテゴリー以下のギア比制限について

3月 18th, 2026

昨年末、JCF競技運営委員会においてロード種目U17カテゴリー以下の選手に対するギア比規制を「適用」から「推奨」に変更しております。
2026年発行のJCF競技規則集(冊子となっているもの)では印刷原稿入稿の関係でこの記載の変更が間に合わず「適用」のまま印刷・出版することとなっていました。

以下のように修正をいたします。ご確認ください。


競技規則集 P175

「ロードにおいて、U17 以下の競技者に適用」 

          ⇓

「 ロードにおいて、U17 以下の競技者の推奨値 」 

※JCFHP内「2026年版 日本自転車競技連盟規則集(02/01ver)」では修正されたものが記載されています。


以上となります。

ご確認のほど、よろしくお願いいたします。

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愛知・名古屋2026大会の競技ボランティアを追加募集!

3月 17th, 2026

今年9月に愛知県内を中心に開催される愛知・名古屋2026大会(第20回アジア競技大会)の組織委員会では、一緒に盛り上げてくれる「競技ボランティア」の追加募集を行っています。大会規模の大きさから、競技経験や審判資格をお持ちのみなさまで競技ボランティアとしてご協力いただける方がさらに必要になっています。

組織委員会では熱い想いで一緒に大会を支えていただける方のご応募をお待ちしているとのこと。
ご協力をお願いします。
なお、今回の追加募集はロード、BMXフリースタイルの2競技が対象です。

ご協力いただける方は、下記の宛先へEメールにて、
①氏名
②メールアドレス(docomo.ne.jpなどキャリアメール不可)
③電話番号
④生年月日
⑤職業(教員の場合、勤務先学校名)
⑥対象競技
⑦ボランティアID(すでにボランティアに登録済の方)
を送信していただくようお願いいたします。

◆宛先
・ロード ainagoc-cycling_road@aichi-nagoya2026.org
・BMXフリースタイル ainagoc-cycling_bmxfreestyle@aichi-nagoya2026.org

◆締切
2026年4月21日(火)

◆大会概要
第20回アジア競技大会(2026/愛知・名古屋)
 ⇒2026年9月19日(土)~10月4日(日)
第5回アジアパラ競技大会(2026/愛知・名古屋)
 ⇒2026年10月18日(日)~10月24日(土)
大会サイト:https://www.aichi-nagoya2026.org/

◆追加募集対象競技(日程、会場)
(1)ロード
活動日程:9月19日(土)~23日(水・祝)
場所:愛知県新城市 市内特設コース
種目:個人タイムトライアル(女・男)、ロードレース(女・男)
(2)BMXフリースタイル
活動日程:9月23日(水・祝)~27日(日)
場所:愛知県常滑市 愛知県国際展示場(Aichi Sky Expo)
種目:パーク

【注意事項】
・毎週火曜日までにいただいたご応募に対して、本登録のためのURLを木曜日に配信します。
・本登録は4月24日17:00が締切です。
・登録するメールアドレスにはキャリアメール(docomoなど)以外のアドレスを登録してください。
・他人と共有(社用・団体用など)していないメールアドレスを使用してください。同じメールアドレスで複数名登録することはできません。
・ボランティア事務局からのアドレス(contact@volunteer-aichi-nagoya2026.com)を受信できるように設定してください。
・活動に関する参加規約は次の資料でご確認ください。
 参加規約 https://www.volunteer-aichi-nagoya2026.com/pdf/sanka-kiyaku_rev2.pdf
・活動に当たり主催者が提供する物品等(予定)
 -愛知・名古屋 2026 大会オリジナルデザインのユニフォーム一式(ポロシャツ、パンツ、キャップ、バッグ、シューズ)
  ※配布後、活動期間終了まで貸与となります。
 -活動中の飲食
  ※定額のプリペイドカードの支給又は食事の提供を検討しております。
 -ボランティア活動保険
 -活動期間中の活動日における滞在先から活動場所までの交通費
  ※定額のプリペイドカードの支給を検討しております。
  ※採用イベントや研修等にかかる交通費や宿泊費等は自己負担・自己手配となります。また、活動期間中における滞在先までの交通費や宿泊費等についても基本自己負担・自己手配となります。
 -活動証明書(活動終了後に希望者のみ)
・定員がありますのでせっかく応募していただいてもご希望にお応えできない場合があります。あらかじめご了解ください。

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