新着情報

【重要・追記】国際ライセンスの取得について

9月 3rd, 2026

2026年8月28日に掲載しました「2026 UCIグラベル世界選手権 年代別カテゴリーに出場予定の方へ」について、出場に必要となるライセンスおよび本連盟によるサポートの対象について、以下のとおり追記いたします。

 国際ライセンスの取得が必要です
2026 UCIグラベル世界選手権の年代別カテゴリーに出場するためには、UCI IDが記載された有効な国際ライセンスが必要です
日本国内で発行されたJCF国内ライセンスのみでは、海外で開催される本大会に出場することはできません。
現在、国際ライセンスをお持ちでない方で本大会への出場を予定されている場合は、速やかにJCF国際ライセンスの申請手続きをお願いいたします。
国際ライセンスの発行には一定の期間を要しますので、余裕をもってお手続きください。

本連盟によるサポートについて
8月28日のご案内では、年代別カテゴリーに出場予定の皆さまに対し、
大会・現地に関する情報の共有

・出場予定者を対象とした出発前の打合せ

・エリートカテゴリーの日本代表選手・スタッフとの現地での連携

・年代別カテゴリー用の日本代表ジャージに関するご案内(現在検討中)

など、可能な範囲でのサポートを行う予定である旨をご案内しています。
これらのサポートは、本大会の出場資格を有し、かつ大会出場に必要な有効なJCF国際ライセンスを取得されている方を対象とします。
現在国際ライセンスを申請中の方についても参加予定のご連絡は受け付けますが、大会までに有効な国際ライセンスの取得が確認できない場合は、本連盟による上記サポートの対象とはなりませんので、あらかじめご了承ください。

なお、本連盟へのご連絡は大会への出場登録を兼ねるものではありません。出場資格の確認および大会へのエントリーについては、各自でUCI・大会主催者からの案内に従って手続きを行ってください。

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JCF ロード部会 第13回会合のご報告(2026年8月25日/2026年度第5回)

9月 2nd, 2026

公益財団法人日本自転車競技連盟(JCF)ロード部会は、2026年8月25日に第13回会合(2026年度第5回)を開催し、「グラベル種目の強化指定選手の選考」「競技主管規程(案)に関する主催者からの意見募集」「ツール・ド・北海道事故検証の取扱い」「登録競技者数の目標と育成年代への重点化」について議論を行いました。

出欠状況

出席者:加地/飯田/今西/大庭/栗村/松村/古家/樫木
欠席:中梶/辻/別府/川口

会合の概要

本会合では、新たに整備したグラベル種目の選考基準に基づく初めての強化指定候補の選考と世界選手権への派遣準備を確認するとともに、競技主管規程(案)の意見募集の進め方、事故検証の取扱いを扱い、最後に登録競技者数の現状を他の中央競技団体と比較したデータをもとに、育成年代への重点化とその入口づくりについて時間をかけて議論しました。

グラベル種目 強化指定選手の選考

6月に承認した選考の考え方に基づき、8月22日のやくらいラウンド(UCI Gravel World Series)の結果を受けて、初めての強化指定候補を審議しました。
・UCIの出場資格(年齢区分ごとの上位25%および上位3名)とやくらいの日本人最上位の基準に直接該当する選手に、国際主要レースの成績を総合的に評価した選手を加え、男子5名・女子2名を強化指定候補として選手強化委員会へ提案することとした
・国際主要レースの成績のみで判断が難しい選手は保留とし、今後の成績により随時追加する
・世界選手権(10月10〜11日・オーストラリア)への派遣は、対象選手の出場意思を確認したうえで、国内連盟が推薦できる枠(エリート男女各5名)を活用する。初年度は自費参加を原則とし、帯同スタッフは参加選手が相互にスタッフ登録して支え合う方式で負担を抑える
・女子の候補を広げるため、他種目の部会にも推薦を求める
・年代別カテゴリーで出場する選手の日本代表ジャージについては、代表選手との区別や規則上の制約を踏まえたうえで、マスターズ選手権者ジャージと同様の建付けで新設することを理事会に提案する方向で整理した

競技主管規程(案)に関する主催者からの意見募集

UCIレース等で本連盟が担う「競技主管」の定義・業務・責任・料金を定める規程(案)について、先行して意見交換を行った主催者から、競技主管の性格と責任範囲、適用の範囲、料金の考え方に関する意見が寄せられました。
・適用を受ける主催者全体に同じ説明と意見の機会を設けるため、規程(案)を公開し、本連盟に主催者登録をしている団体すべてから意見を募集することを決議した
・意見は9月末を目途に集約し、10月の部会で対応方針を取りまとめて「主な意見と対応」として公表したうえで、競技運営委員会での確認を経て理事会に諮る
・主催者と本連盟の役割分担(大会運営は主催者の責務、競技主管は本連盟の責務)を規程上明確にすること、競技主管の役割と料金を明記して主催者に分かりやすくすること、育成を目的とするレースは負担を求めないことなど、寄せられた意見への基本的な考え方を共有した

ツール・ド・北海道 事故検証の取扱い

2023年のツール・ド・北海道における死亡事故について、理事会の付託により総務委員会が検証を進めていることを共有し、部会としての意見を整理しました。
・主催者側の安全対策検討会の報告書(2025年3月)に加えて、本連盟としても事実の確認と検証を継続する必要があるとの認識で一致した
・海外で同種の事故が相次いでいることも踏まえ、検証を継続し、国内レースの安全運営基準の整備につなげていくことを、部会の意見として理事会に伝える

報告事項

・国内のロードレースで、競技中にコース上へ一般車両が進入する事案が発生したことが主催者から報告された。幸い接触には至らなかったが、立哨員の交通整理の負担軽減(進入路の手前での誘導)、万一進入した際の運営手順の事前設計、車両配置の共有、先導車両から選手への警告合図の取り決め、審判員・競技役員の緊急時対応訓練といった改善策を主催者側で進めることとし、各大会への注意喚起として共有した
・強化指定選手の追加指定および世界選手権派遣については、ナショナルチームからの回答を部会員に共有した

登録競技者数の目標と育成年代への重点化

中長期計画に掲げる登録競技者12,000人の目標について、他の中央競技団体・高校部活動との比較データをもとに議論しました。
・当連盟の競技者登録(約7,500人)は中央競技団体の中央値付近にあり、各団体の登録規模は高校年代の登録人数とほぼ比例している。当連盟もその関係の上にあり、登録の増減は高校年代で決まっていることを確認した
・高校年代とその手前の年代に資源を集中し、県の車連への補助や事業を下の世代の育成へ振り向けていく方向で意見が一致した
・入口については、公道で行うロードよりも安全な環境で始められるBMXやストライダーなどを起点とし、適性に応じてトラック・オフロード・ロードへつながる導線をつくるべきとの意見が多く出された。保護者が関われる仕組みや、既存の大会での体験会・キッズレースの併催、高校への勧誘の実例など、具体的な取り組みも共有された
・ロード部会としてBMXを入口とする育成に取り組む方針を確認し、BMX部会へ協力を求めることとした

総括

初年度となるグラベル種目の強化指定候補を選考し、世界選手権への派遣準備を具体化しました。 競技主管規程(案)は主催者からの意見募集を経て確定させる進め方とし、事故検証については検証継続の意見を理事会に伝えます。登録競技者数の議論では、育成年代への重点化と「入口はBMX・ストライダーから」という方向性が共有され、種目の枠を超えた取り組みの出発点となりました。

部会長コメント

グラベル種目で初めての強化指定候補を選考し、世界選手権に向けた準備を始めることができました。世界選手権には年代別カテゴリーで自らの力で出場権を得た選手が数多くいます。年代別の日本代表ジャージを整え、こうした選手の皆さんと連盟が日常的に連絡を取り合える関係をつくっていきたいと考えています。競技主管規程については、主催者の皆さまから広く意見をいただいたうえで確定させる進め方としました。登録競技者数の議論では、自転車競技の入口をロードだけで描かず、BMXやストライダーから始まる導線を種目の垣根を越えてつくっていくという方向性が見えてきました。ロード部会として、BMXをはじめ他種目の部会と連携しながら、競技の裾野を広げる取り組みを進めてまいります。

今後の予定

・グラベル強化指定:世界選手権の参加意向を確認のうえ、選手強化委員会での決定と推薦手続き(9月末)
・競技主管規程(案):主催者登録団体への意見募集(9月中旬から3週間)、10月の部会で対応方針を取りまとめ
・年代別カテゴリーの日本代表ジャージ:9月2日の理事会に新設を提案
・ツール・ド・北海道事故検証:9月2日の理事会で総務委員会から経過を報告し、検証継続を求める部会の意見を具申
・登録競技者数:育成年代への重点化を理事会で協議、BMX部会との連携を開始
・第13回ロード部会:9月22日(火)を予定


公益財団法人日本自転車競技連盟 ロード部会長 加地 邦彦

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2026世界選手権大会ロードレース 派遣選手団

9月 1st, 2026

2026年9月20日(日)から27日(日)まで、カナダ・モントリオールで開催される
「2026 UCIロード世界選手権大会(2026 UCI Road World Championships)」に
派遣する日本代表選手団を、下記のとおり発表いたします。

大会名:2026 UCI Road World Championships
開催地:カナダ・モントリオール
開催期間:2026年9月20日(日)~9月27日(日)

派遣選手団
【 ジュニア 男子選手 】
 井上 悠喜 松山学院高等学校
 松村 拓弥 群馬マンモスレーシング
 田中 颯  北桑田高等学校

【 ジュニア 女子選手 】 1名
 石川 七海 鹿屋体育大学

【 U23 男子選手 】 2名
 鎌田 晃輝 Team Nippo Nuovacomauto Obor/日本大学
 山里 一心 シマノレーシング

【 U23 女子選手 】 2名
 水谷 彩奈 HPCJC-BRIGISTONE ANCHOR/日本体育大学
 田中 麗奈 IGNTZONE

【 エリート 男子選手 】 1名
 橋川 丈 キナンサイクリングチーム

【 エリート 女子選手 】 1名
 阿部 花梨 イナーメ信濃

【スタッフ】6名
 監督       宮﨑 景涼
 コーチ      ギジガー・ダニエル
 ジュニアコーチ  小橋 勇利
 メカニック    荻田 晴
 マッサー     野村 智美
 強化支援スタッフ 門田 祐輔

以上

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読売新聞に「2035年世界自転車競技選手権 招致」に関するインタビューが掲載されました

8月 31st, 2026

読売新聞に、2035年世界自転車競技選手権の日本招致に向けた取り組みについて、日本自転車競技連盟の中野浩一副会長、加地邦彦常務理事のインタビュー記事が掲載されました。

記事では、2035年大会の招致に向け、ロードやトラックなどの世界選手権を一体的に開催する大会構想や、国内の複数都市・地域を活用した「都市型」の開催構想について紹介されています。

また、世界各国から選手・関係者が集まる大規模大会として、競技の普及・強化にとどまらず、国内外からの来訪者や地域への経済波及効果など、大会招致がもたらす可能性についても語っています。

本連盟では、2035年世界自転車競技選手権の日本招致に向け、今後、関係機関・自治体等との連携を図りながら、開催構想の具体化に向けた検討を進めてまいります。

掲載紙:読売新聞
掲載日:2026年8月30日
見出し:「35年世界自転車 招致へ 連盟インタビュー『都市型』を構想」

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2026 UCIグラベル世界選手権 年代別カテゴリーに出場予定の方へ

8月 28th, 2026

参加予定のご連絡のお願い

2026年10月10日(土)・11日(日)、オーストラリア・西オーストラリア州ナナップ(Nannup)において、第5回UCIグラベル世界選手権が開催されます。年代別カテゴリーには、UCIグラベルワールドシリーズの各大会で出場資格を得た選手が世界各国から参加し、日本からも多くの方の出場が見込まれます。

本連盟では、年代別カテゴリーで日本を代表して出場される皆さまと連絡を取り合える体制を整え、可能な範囲でのサポートを行いたいと考えています。具体的には、次のような取組を予定しています。

  • 大会・現地に関する情報の共有
  • 出場予定者を対象とした出発前の打合せ(日程・形式は追ってご案内します)
  • エリートカテゴリーの日本代表選手・スタッフとの現地での連携

また、大会の規則では、出場者は自国を代表し、自らの国籍を表すジャージを着用することとされています。年代別カテゴリーの出場者が着用する日本代表のジャージを本連盟として用意できるかについて、現在検討を進めています。詳細が決まり次第、ご連絡をいただいた方に改めてご案内します。

つきましては、年代別カテゴリーでの出場を予定されている方(出場資格を取得済みの方、および今後の対象大会で取得見込みの方)は、下記の要領で事務局までメールにてご連絡ください。

 

ご連絡の要領

項目

内容

宛先

公益財団法人日本自転車競技連盟 事務局 gyomu@jcf.or.jp

件名

グラベル世界選手権 年代別参加予定

本文に記載いただく事項

1. 氏名 2. 選手登録ID(本連盟の登録番号) 3. 連絡用メールアドレス 4. 出場予定のカテゴリー(男子・女子、年代区分)※差し支えなければ

期限

2026年9月15日(火)まで(期限後も随時受け付けます)

【ご留意いただきたい事項】

このご連絡は、本連盟から皆さまへ情報をお届けするためのものです。大会への出場資格の確認および出場登録の手続きは、これまでどおり各自でUCI(大会側)の案内に従って行ってください。本連盟へのご連絡をもって出場登録が行われるものではありません。

年代別カテゴリーの出場資格は、UCIグラベルワールドシリーズ各大会における年代別の成績(出走者の上位25%または各年代区分の上位3名)に基づきUCIが付与します。年代区分は、2026年12月31日時点の年齢によります。

お送りいただいた個人情報は、本件に関する連絡および本連盟からの案内の目的にのみ使用します。

日本を代表して世界選手権に挑戦される皆さまを、本連盟としても応援してまいります。多くの方からのご連絡をお待ちしています。

お問い合わせ:公益財団法人日本自転車競技連盟 事務局(gyomu@jcf.or.jp

 

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2027年 UCIコンチネンタルチーム登録申請のご案内

8月 27th, 2026
2027シーズンにUCIコンチネンタルチームとしての登録を希望されるチームの皆様へ、登録申請についてご案内いたします。
申請にあたっては、「2027年 UCIコンチネンタルチームおよびUCI女子コンチネンタルチーム登録基準」をご確認のうえ、提出期限までに必要書類をご提出ください。

■ 登録基準

■ 提出書類

■ 提出期限
2026年9月8日(火)12:00まで

■ 提出先
gyomu@jcf.or.jp
(日本自転車競技連盟 業務部 宛)

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「四日市ジュニアロード(第22回全国ジュニア自転車競技大会)のエントリーに関して

8月 20th, 2026

エントリーサイトの不具合につきまして、一部の皆様にエントリーが正常に完了しない事態が発生いたしました。
混乱を招いたこと、また対応にお時間をいただく結果となったことを心よりお詫び申し上げます。
多大なるご不便とご心配をおかけし、誠に申し訳ございません。
つきましては、修正した後エントリーの開始期日を8月31日に変更いたします。 

エントリーサイト
https://entry.jcf-system.jp/entry/tournament_select.html

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2026全日本自転車競技選手権大会ロード・タイムトライアル 代替開催のお知らせ

8月 19th, 2026

2026年6月7日に開催した「2026全日本自転車競技選手権大会ロード・タイムトライアル」において、荒天のため中止となった一部種目について、下記のとおり代替開催することが決定しましたのでお知らせいたします。

開催日:2026年11月1日(日)
開催地:高知県宿毛市

大会の実施種目、競技スケジュール、参加資格、エントリー方法等の詳細については、決定次第、あらためてJCFウェブサイトにてお知らせいたします。

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令和8年度 第2級公認審判員講習会開催予定について(お知らせ)

8月 10th, 2026

令和8年度第2級公認審判員講習会について本連盟加盟団体へヒアリングしたところ別表のとおり開催予定をしております。

※各講習会の実施要項は確定次第本連盟WEB及び加盟団体WEB等にてお知らせします。

2025/07/01付ニュース 【第2級公認審判員講習会受講及び開催予定の方へ】を合わせてご覧ください。
https://jcf.or.jp/news-80366/

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JCFロード部会第12回会合のご報告(2026年7月28日/2026年度第4回)

8月 3rd, 2026

公益財団法人日本自転車競技連盟(JCF)ロード部会は、2026年7月28日に第11回会合(2026年度第4回)を開催し、「2026年強化指定選手の追加指定と派遣選考申請」「全日本選手権個人タイムトライアル競技大会報告書への対応」「全日本選手権タイムトライアル残り種目の代替開催」「(仮称)JCFハイパフォーマンスコーチ認定制度の骨子」について議論を行いました。

出欠状況

出席者:加地/中梶/飯田/今西/大庭/川口/栗村/松村/古家/樫木/辻
欠席:別府
事務局:齋藤/松隈

会合の概要

本会合では、世界選手権をはじめとする今後の国際大会への派遣を見据えた強化指定選手の追加指定を審議するとともに、全日本選手権個人タイムトライアルの競技大会報告書を題材とした大会報告の在り方の整理、中止となった残り種目の代替開催に向けた調整状況の確認、そして指導者育成の新たな枠組みとなるコーチ認定制度の骨子まで、強化・大会運営・育成基盤の整備にわたる議題を扱いました。

強化指定選手の追加指定・派遣選考申請

ナショナルチームコーチからの推薦に基づく2026年強化指定選手の追加指定(12名)と、世界選手権・国内UCIレース(おおいたアーバンクラシック、ツール・ド・九州)への派遣選考申請について審議しました。

・全日本選手権の結果により基準に該当する選手に加え、強化スタッフの推薦による追加指定を確認した

・直近の全日本選手権等で結果を残した若い世代を厚く指定する方向性を、前回会合で確認した選考の考え方(基準該当者を確実に指定する運用)に沿ったものとして評価した

・一部の選手については、推薦理由・選考の狙いをナショナルチーム側へ追加で確認したうえで結論を出すこととした

・世界選手権の派遣候補については、ジュニアカテゴリーを中心に直近の大会結果も踏まえて 最終確認を行うこととし、選手強化委員会での決定を経て所定の期限までに登録手続きを進める

・海外の所属チームから日本人選手の成長を伝える推薦の連絡があったことが共有され、こうした海外チームとのネットワークを大切にしていく方針を確認した

全日本選手権個人タイムトライアル競技大会報告書への対応

本年度の全日本選手権個人タイムトライアルについて、チーフ・コミッセールから提出された競技大会報告書を競技規則と突合し、部会としての評価と今後の対応を議論しました。

・突合の結果、本報告書には、規則に基づく指摘のほかに、部分的な根拠にとどまるもの、 根拠の示されていない運営上の意見・提言、規則の引用に誤りのあるものが、区分されないまま混在していることを確認した

・公式の報告書は、最終的な監視した事実で構成することが規則上求められている(競技規則第36条)。事実に基づく指摘と個人の見解が混在した現状の形では、翌年以降の改善につながりにくい内容であると部会として評価した

・一例として、沿道樹木について「近年は倒木する案件が発生しているとのこと」と伝聞の形でコースの安全上の疑義が記載されているが、部会として道路管理者の公表資料等を確認した結果、倒木の事実は確認できなかった。記録が確認できたのは枯れ枝の落下による車両損傷であり、これに対しては道路管理者による毎年の診断・剪定と計画的な植替えという予防的な管理が行われている。懸念が顕在化する前に対処することこそが予防的な管理の性質であり、管理上の懸念が存在することと、大会当日に現実の リスクが存在したこととは区別して扱われなければならない。なお、強風時には 当該道路自体が通行止めとなる運用が定められており、大会においても悪天候時実施要領に基づき強風となった第2日は中止としており、当日のリスクには適切に対処している

・このように客観的な根拠を伴わないリスクの記載が独り歩きすれば、多大な尽力をいただいている主催者・地元関係者の開催意欲を損ない、公道レースの持続的な開催の基盤を揺るがしかねないことを確認した

・コミッセールの権限は規則の適用と競技進行の管理であり、リスクの許容度やホスピタリティなど主催者の裁量に属する事項への評価は、公式報告書が担うべき役割ではないことを整理した

・審判員からの率直な指摘・提言はそれ自体、大会をより良くするために歓迎すべきものであり、それを確実に改善につなげるため、根拠を伴う事実と意見・提言を区分して記載する報告書のフォーマットを部会として整備し、次年度大会のコミッセールに提示していくこととした

・また、大会特別規則に補給の可否の記載がないことが不備として指摘されているが、この点は条文自体の確認が必要である。該当するUCI規則2.4.021は 「The specific regulations for the event shall indicate if feeding is permitted and which conditions apply.」と定めており、補給地点について定めるUCI規則2.2.012が 「feeding points, if any(補給地点を設ける場合)」としていることも踏まえると、 UCI規則は補給を行わないことを既定とし、許可する場合にその旨と条件の明示を求める建付けと読める。一方、これに対応するJCF競技規則第82条16項は「大会特別規則に おいて、競技者への補給を許可するかどうか、その条件をどうするかを明示する」と、許可しない場合を含めた明示義務の形になっており、翻訳の過程で原文にない義務が付加された可能性がある

・本件の指摘はこのJCF競技規則の日本語文言を前提としたものであり、UCI規則に照らせば規則違反には当たらない(記載がない場合は補給不可が既定であり、当日も補給を認めない旨の公式通知が発出されているため、実害も生じていない)

・JCF競技規則第82条16項の文言については、UCI規則の原文と照合のうえ、関係委員会と連携して是正を進める

・あわせて、審判員の選考プロセスについて、選考経緯の記録化など客観性・透明性を高める取り組みの必要性を確認した

・審判員・競技役員の処遇についても議論した。報告書には、大会後の懇親会の会費 (5,000円・6,500円)が競技役員の日当を上回る価格設定であったとの指摘があるが、会費自体は世間一般の水準を外れるものではなく、むしろ全日本選手権の競技役員の 日当が一般的な懇親会の会費を下回る水準にあることこそが本質的な課題であると部会として受け止めた。日当等の実態の確認を進め、他種目の水準も参考にしながら 改善に向けた検討を継続することとした

全日本選手権タイムトライアル 残り種目の代替開催

悪天候により中止となった残り種目(女子・チームTT・ジュニア・パラ)の代替開催について、調整状況を確認しました。

・11月1日の開催に向けて、具体的な会場候補との調整が進んでいることを確認した

・開催時期の関係で今季のUCIポイント対象外となる見込みであることについて、各カテゴリーへの影響を評価し、選手への影響は限定的であることを確認した (パラ種目の取り扱いは別途確認を進める)

・所要の手続きを経たうえで、開催概要を正式に発表する予定である

また、東京都自転車競技連盟が主催する全日本マスターズタイムトライアル(10月31日・大島)について、 例年どおりJCF共催として実施することを確認しました。

(仮称)JCFハイパフォーマンスコーチ認定制度の骨子

ロードレースの競技開始年齢が下がる中で、早い段階から科学的知見に基づいた指導を受けられる環境を整えるため、ハイパフォーマンスセンター(HPCJC)との協業による独自のコーチ認定制度の骨子を審議しました。

・事務局が実施した公認指導者実態調査の結果、指導の担い手の中心は高校生を指導する学校関係者であることが確認され、制度設計の前提として共有した

・学校教員・保護者が短時間で取得できる入門レベルから、地域で基本的な指導を担うレベル、科学的知見に基づく専門的な指導を担うプロフェッショナルレベルまでの段階的な資格構成とし、定期的な更新講習によって内容を維持する方向性を確認した

・資格の取得が指導の実践や活動機会につながる仕組みとすること、都道府県ごとに指導者を 確保していくこと、ジュニア世代以下の指導者不足への対応、学校現場との丁寧な連携などの観点から意見が出された

・指導者の育成と発掘環境の整備こそが中長期的な競技力向上の土台であるという認識を部会として共有した

骨子の方向性を確認し、指導現場へのヒアリングとHPCJCとの協議を進めたうえで、次回会合で詳細を報告することとしました。

報告事項

国内大会における競技主管としての連携

・競技主管としてのJCFの関わりについて協議を進めてきた国内大会について、主催者との間で連携して大会を運営していく方向で前向きな整理が進んだことを報告した

・大会現場での関係者へのヒアリングを通じて運営上の知見を蓄積し、国内レース全体の質の向上につなげていく取り組みを進める

来年度 全日本選手権(ロード)の開催に向けて

・来年度の開催地について複数の候補地と協議を進めており、9月上旬を目途に発表できるよう調整を続ける

・ジュニアカテゴリーの開催地・日程の在り方についても、関係団体と連携しながら検討を進める

総括

本会合では、強化指定選手の追加指定と国際大会への派遣選考をはじめ、競技大会報告書の在り方の整理、全日本選手権タイムトライアル残り種目の代替開催、そして指導者育成の新たな枠組みづくりまで、強化と大会運営、育成基盤の整備にわたる議論を行いました。
大会に関わる審判員・主催者・地元関係者のそれぞれの立場に敬意を払いながら、 課題を翌年以降の改善につなげる建設的な仕組みを整えていく方向性を確認できた会合となりました。

部会長コメント

今回の部会では、世界選手権をはじめとする国際大会に向けた強化指定選手の追加指定について、 若い世代を含む選手たちの活躍を確実に強化につなげる観点から審議を行いました。 また、全日本選手権の競技大会報告書について、率直に申し上げて、事実に基づく指摘と個人の見解の混在という課題があると評価せざるを得ませんでした。審判員の率直な指摘は歓迎すべきものだからこそ、それが確実に大会の改善につながる報告の形を整えていきます。 ロードレースは地元の皆様、主催者、選手、審判員が揃って初めて成立するものであり、関わるすべての方々の尽力が次につながる形を作っていきたいと考えています。 あわせて、指導者育成の新たな認定制度の骨子についても前向きな議論ができました。 競技の裾野拡大と世界で戦える選手の育成の両面から、引き続き取り組みを進めてまいります。

今後の予定

強化指定・世界選手権派遣:直近の大会結果を踏まえ、選手強化委員会での決定を経て8月末までに登録手続き
全日本TT残り種目の代替開催:所要の手続きを経て開催概要を正式発表(11月1日開催予定)
競技大会報告書:フォーマットの整備を進め、次年度大会からの活用を目指す
審判員・競技役員の処遇:実態確認と改善検討を継続
コーチ認定制度:指導現場へのヒアリング・HPCJCとの協議を経て、次回会合で詳細を報告
来年度 全日本選手権(ロード):9月上旬を目途に開催地の発表を目指す
第12回ロード部会:8月下旬を候補に調整


公益財団法人日本自転車競技連盟 ロード部会長 加地 邦彦

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