2018 UCI大阪BMX国際が、大阪府堺市にある府営大泉緑地公園のサイクルどろんこ広場で行われます。
アジア各国を中心に5か国からタイトルを目指して、5歳から50歳以上のライダーが参集します。
日頃の練習で培った高い技術と成果を発揮した、熱い戦いが繰り広げられるでしょう。ぜひご観戦ください。
開催日:11月24日(土)公式練習、25日(日)競技
会 場:大阪府営大泉緑地サイクルどろんこ広場(大阪府堺市)
交通アクセス
http://www.osaka-park.or.jp/nanbu/oizumi/main.html
●スケジュール
11 月24 日(土)
11:00-12:00 ライセンスコントロール(BMXトラック前)
12:00-15:30 オフィシャルプラクティス
16:00-16:30 チーム・マネージャーズ・ミーティング
11 月25 日(日)
9:30-10:30 ライセンスコントロール(BMXトラック前)
9:30-10:45 オフシャルプラクティス(チャレンジレベル)
10:45-11:00 オフィシャルプラクティス(チャンピオンシップレベル)
11:00-11:30 オープニングセレモニー、ライダーズミーティング
11:30- レース
3モト (チャンピオンシップ→チャレンジ)、セミファイナル
ファイナル
15:30 予定
アワードセレモニー、クロージングセレモニー(天候などにより変更されます)
(11月15日更新版)
Day4(11月9日)
本日はクロスカントリー・エリミネーター競技(XCE)レースデイ。
スケジュールは午後14時半より予選が行われ、決勝は16時より行われる。エントリーは男子11名、女子10名と昨年より少ないが、フランスは現世界チャンピオンを含む男子4名、女子2名を送り込んできており、他国も今年のワールドカップ優勝者も参加していて、間違いなく世界トップレベルとの戦いになることは明らかだ。
会場への移動は午後にしたため午前中は朝食を済ませた後に、選手には思い思いの時間を過ごさせた。澤木選手は軽く1時間ほどのロードワークで汗を流し、中村選手は部屋で音楽を聴きながらリラックスしていた。
12時ホテル発のバスに乗って会場入りをした。すでに、各国の選手が仕切られたゾーンに展開しており日本チームもそれにならいローラー台や椅子をセッティングして準備にかかった。スケジュールもオンタイムで動いており、程なく女子の予選タイムトライアルが始まった。続々とゴールをしてくる選手のタイムは2分30秒~40秒ほどだったので、男子のトップタイムは2分~10秒ではないかと想定したが、澤木、中村選手ともに前日の試走ではセクション毎でレーススピードで走行していたが、1周のタイムは取っていなかったため、想定タイムとどれほどの差があるのかわからないまま、予選タイムトライアルに突入した。中村選手は10番目、澤木選手は最終11番目のスタートとなった。決勝へ進めるのは8名となるため、全出場選手11名のうち3名は予選突破出来ないことになる。
想定通り予選トップタイムは、1番目に出走した全世界チャンピオンが出した2分05秒808だった。続いてフィニッシュする選手のタイムは2分10秒台前半が多く、2分10秒後半では予選突破は厳しく思われた。
中村龍吉選手 予選タイムトライアル:2分20秒766
澤木紀雄選手 予選タイムトライアル:2分19秒851
残念ながら、澤木選手、中村選手の予選突破はならなかった。
この後、女子のセミファイナル、スモールファイナル、男子のセミファイナル、スモールファイナルと続いた後に、女子のビッグファイナル、男子のビッグファイナルとオンタイムでスケジュールが進んだ。
結果、女子も男子もフランスの優勝となった。男子はフランスが表彰台を独占し全世界チャンピオンの連覇と完全優勝だった。決勝はタイムが発表されてなかったが、予選タイムトライアルでは日本選手とトップ選手とは約15秒ほどの差があり、わずか2分10秒~20秒のレースで15秒差は圧倒的であった。決勝レースを観戦した日本選手は、そのスピード、テクニックに自分たちとの差を感じずにはいられなかったようだった。しかし直後から今回のレースの反省とともにこの世界選手権で学んだ経験と明確な目標、課題を次々に口にし、やるべき事がたくさんあることを自覚していた。
今回で2回目となった成都市でのエリミネーター競技世界選手権。昨年は舗装路メインのスピード重視のコースで、今年は未舗装セクションが増えて総合力が試されたコースとなった。そのどちらのコースでも圧倒的な力を見せつけたフランスチームは、まだまだこれから発展していく競技であるエリミネーター競技において確実にチームとして他国を一歩も二歩も上のレベルで機能していたと感じた。選手だけではなく、コーチやスタッフの育成、そして共通の目標、課題を持ってチーム作りをしていく事もより日本チームを強くしていくために必要な手段のひとつと感じた。
最後に今回の遠征について尽力していただいた各位にあつく御礼申し上げます。
山田 智(連盟強化スタッフ)
【結果】
男子
1. PERRIN GANIER Titouan
2. BRIATTA Hugo
3. SERRES Lorenzo
10. 澤木紀雄
11. 中村龍吉
女子
1. CLAUZURE Coline
2. POPOVA Iryna
3. FROMBERGER Marion
大 会 名:2018年UCI URBAN CYCLING WORLD CHAMPIONSHIPS
開催期間:平成30年11月5日(月)‐11日(日)
開催場所:中華人民共和国 / 成都
実施競技:BMXフリースタイル・パーク、MTBクロスカントリー・エリミネーター
【クロスカントリー・エリミネーター】
監督
山田 智(強化支援スタッフ)
選手
澤木 紀雄(東 京・acu-power Raching Team)
中村 龍吉(福 島・学校法人石川高等学校)
1.大会名:UCI URBAN CYCLING WORLD CHAMPIONSHIPS
2.開催日時:2018年11月6日~ 11月12日(大会日:9日〜11日)
3.開催地:China・Chengdu

2018年より国別ランキングによる出場枠数が与えられ、日本は男子4人・女子1人(6人枠)が参加しています。大会初日9 日(金)は男子予選が行われました。
世界ランキング5位の中村は安定のライディングで6位準決勝へ。
高木・西・大霜は転倒などはなかったが、思うようにスコアが上がらず予選敗退となりました。
本日10日は男子準決勝・女子予選及び準決勝が行われます。
10:30 女子予選グループ2
12:30 男子準決勝
15:00 女子準決勝
たくさんの応援をよろしくお願いいたします!!
選手
大池水杜(岡山・JFBF)
高木聖雄(岐阜・JFBF)
中村輪夢(京都・ウイングアーク1st)
西昂世 (三重・JFBF)
大霜優馬(神奈川)
監督
出口智嗣(岡山・連盟強化スタッフ)
メカニック
中村辰司(京都・連盟強化スタッフ)
マッサー
判治由弘(神奈川・連盟強化スタッフ)
Day3(11月8日)
本日のスケジュールは、午前10時よりバイクによるコーストレーニングが行われた。
早めに会場入りをして、女子選手から始まったコーストレーニングを見ながら準備を始めた。昨日のオンフットトレーニングとミーティングで確認するセクションは予めチェックしてあった。特に前半の階段を使ったセクション、中盤部の未舗装セクションが今回のコースの大きなポイントとなると思われた。
数周走り終えたところで澤木、中村選手に感触を確認したところ、難しいかと思われていたセクションも実際に走ってみるとそれほどでもなかったり、また実走すると思った以上に難しいセクションもあり、改めて試走の重要性と難しさを感じた。今回、コースでもっとも難所と思われた中盤部の未舗装セクションは大きな岩が転がる急斜度の登りから、ラダーを下り降りた後の漬け物石ほどの石が転がるロックセクションのライン取りに、どの各国の選手も念入りに何度も試走を繰り返しベストラインを探っていた。澤木、中村選手も何本か想定されるラインを繰り返し試走を行った。
今回、2度目の世界選手権出場となる澤木選手は、初めて出場する中村選手と一緒に試走を行いながら反復練習、気づいた点などをアドバイスするなど日本代表チームとしての連携も機能していると感じた。遠征も3日目となりコーストレーニングも行って選手も疲労を感じはじめており、午前中でコーストレーニングは終了したため早々にホテルへ戻り午後からは選手には思い思いリラックスしてもらう時間に充てた。
明日は、いよいよエリミネーター競技のレース。
現地時間で午後2時半(日本時間で3時半)より予選が開始され、午後4時(日本時間で5時)から決勝が行われる。
日本代表である澤木、中村選手がベストなレースが行えるように精一杯のサポートをしていきたい。また日本国内からの熱いエールをよろしくお願いいたします。
