LE TOUR DE LANGKAWI 2019 (マレーシア)
第2ステージ SENAWANG – MELAKA 200.6㎞
ステージ成績
1 SALEH Mohd Hariff(マレーシア/Terengganu Cycling Team)4h53m20s
2 GUARDINI Andrea(イタリア/Bardiani – CSF)+0s
3 窪木一茂+0s
・・・51雨澤毅明、54松田祥位、65増田成幸+0s
・・・入部正太朗 +4m02s
122人完走/124人
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第2ステージは200㎞のフラットなロングステージ。レースは序盤から入部を含む12名のグループが先行し距離を消化してゆく。中盤には先行グループから入部含む3名が抜け出し、ラスト50㎞を切ったあたりで入部は更に2人を振り切り勝負をかけた。しかしゴールスプリントにまとめたい大集団は単独になった入部を1分程度の差で射程距離に置きゴールへアプローチしラスト10㎞地点で吸収され、惜しくも果敢な180㎞の大逃げは終了した。チームは窪木のゴールスプリントに切り替え、連携を固め最後の直線まで導くと、窪木は見事3位でゴールラインを切った。増田、雨澤、松田も大集団ゴールとなり個人総合成績には変動なく第2ステージを終えた。/浅田 顕
ZUTENDAAL
117km 6.5km X 18周 出走164名
1 KONIJN ALEXANDER (NED)
2 HILLEN MICHIEL (BEL)
3 VERNON ETHAN (GBR)
22 大町 健斗
52 福田 圭晃
55 蠣崎 優仁
59 冨尾 大地
コースは1周6.5㎞の小さい周回に小さな丘が2か所。1周の獲得標高は55mと丘とも呼べないような小さい登りだが、18周走ることで獲得標高は約1000mとなった。
2周目に5名が先行。ここにイギリスナショナルチームに所属する選手が2名。追撃で福田とイギリスナショナルチーム選手を含む数名が追撃で集団を抜け出し、先頭の5名とのギャップを詰めるが、そこから追撃集団でローテーションに加わっていなかったイギリスナショナルチームの選手が唯一ブリッジに成功。福田は反応する脚は残されておらず、集団に引き戻された。
その後も常にメイン集団から追走の動きがあるが、逃げは決まらない。
1時間が過ぎたころに100名以上の集団から優勝したKonijn
Alexanderを含む2名が集団を抜け出す。
その後メイン集団から抜け出した3名が加わり5名の追走集団ができる。
5名が先頭の6名を捕らえ11名となり後続の約100名の集団に1分の差を付けて逃げ切った。
日本代表メンバー4名は全員がメイン集団でのフィニッシュとなった。
Gent-Wevelgemを1週間前に終えて、来週末行われるDe Ronde Van
Vlaanderenに向けた調整の一環で参加したレースでベストコンディションでは無かったとはいえ、もっと積極的な走りをするべきだった。
福田コメント
「10日前のFlorennesのレースでは常に集団の前方で位置取りを行っていたが、レース後に‘的を絞って動いて行く’課題を与えられたので、今回はその事を意識していました。良い動きに反応できたのは良かったですが、もっと力を付けなければならないと感じました」
6名の逃げに3名を送り込んだGB U23ナショナルチーム。ローカルレースに参戦する際は緑のジャージを着用している。3名ともトラックの国際レースで成績を残している選手達だがスプリントに持ち込むことなど考えていない。「闘争心」「積極性」も見習いたい。
タイミングを考えながら逃げに反応した福田。今後もチャレンジを続けて欲しい。
LE TOUR DE LANGKAWI 2019 (マレーシア)
期間2019年4月6日~13日 全8ステージ
参加チーム数 22チーム
参加国籍数 29か国
日本代表チーム
監督 浅田 顕 JCF強化コーチ
マッサージャー 森 典隆 JCF強化支援スタッフ
メカニック 檀祐太郎 JCF強化支援スタッフ
選手
増田成幸 宇都宮ブリッツェン
窪木一茂 ブリヂストンサイクリングチーム
入部正太郎 シマノレーシング
雨澤毅明 Ljubljana Gusto Xaurum
松田祥位 EQADS
第1ステージ Kuala Lumpur - Tampin 176.9km
ステージ結果
1 CULEY Marcus(オーストラリア/Team Sapura Cycling) 4h20m40s
2 MCCABE Travis (アメリカ/Floyd’s Pro Cycling) +5s
3 HENDRICKS Clint(南アフリカ/ProTouch) +5s
…15松田祥位、33雨澤毅明、36小石祐馬(TEAM UKYO)、37増田成幸+5s
…61入部正太朗 +16s29s、80窪木一茂+18m07s
124人完走 / 131人出走
コメント
全8ステージ中、2番目に厳しいステージが初日の第1ステージと予測された。チームは増田を先頭グループに残す目標でスタート。30℃を余裕で超える暑さのなか序盤より攻撃が活発で、最初の3級山岳を超えた直後に実力のある4名のグループが先行し複数のスプリントポイントと山岳ポイントを超えながら後半まで進む。一方メイン集団は先行グループに一時は9分の差を許したが中盤の3級山岳でペースアップがあり約50名に絞られ先頭を追う形となる。チームからは増田、雨澤、松田が残りゴールへと進む。逃げ切りを狙った先頭は最後一人だけが残り迫る後続集団に僅か5秒の差で逃げ切った。チームからはゴールスプリントにも参加してみたという松田の15位を筆頭に、雨澤、増田の3名が5秒差の集団で初日を終えた。 /浅田 顕
春のシーズン開幕を告げる日本のプリマヴェーラと呼ばれ、第44回を数える伝統の大会「第44回チャレンジサイクルロードレース大会」が本日4月6日から伊豆市・日本サイクルスポーツセンターにて開幕します。
全日本ロード出場をかけたA部門を含む全18カテゴリーで800名を超える参加者が激戦を繰り広げます。
住所不備によりライセンスカードがJCF事務局に返送されるケースが多発しています。
ライセンスカード発行お手続きから1カ月ほどかかる場合がありますが、
お申込みから2カ月以上たってもお手元に届かない場合は、事務局までお問合せください。
【問い合わせ先】gyomu@jcf.or.jp
Gent – Wevelgem U23 173.8km
松田 祥位 DNF
渡邊 歩 DNF
大町 健斗 DNF
蠣崎 優仁 DNF
福田 圭晃 DNF
大前 翔 DNF
レース前よりスタート直後から横風が吹く事が予想されていたので、試走においてもニュートラル区間を含めて行い、ウォーミングアップもローラー台を用意し念入りに行った。
ニュートラル区間から横風を警戒した各チームが奪しくポジションの奪い合いを行うものの、アタックはおこらずペースは上がらなかった。「ただひたすら密度が高い状態」が続き落車が頻発している。
スタート後から30分程度のところで2回目の大きな落車があり、それをきっかけとして先頭集団のペースが一気に上がり集団が分断。約50名が先行した。
日本チームからは唯一 福田が先頭集団に残ったが、先頭集団でも落車が発生し遅れ、後続の日本選手のいる集団に吸収された。
後続の集団では福田、大町、蠣崎、渡邉を中心に積極的にローテーションを回し続け、先頭集団から大きく引き離されることもなく一定のタイムギャップでハイペースを保っていたが、やがて力尽きDNFとなった。
松田の残った集団は先頭集団から遅れてくる選手たちを吸収しながら、35位以降の30名ほどの大きな集団となった。先頭から7分遅れのポジションでラスト20kmを通過し、「18分以内がタイムリミット」と想定していたので「完走は間違いない」と思われたが(UCIの競技規則では完走の基準として8%が提案されているし、今大会の競技規則にも8%ルールが適用されている旨が記載されている)、ラスト15km地点で「最終のコミッセールカーより5分遅れ」であることを理由にリタイヤ扱いとなった。釈然としない思いはあるが現実問題として30名以上が先行し、そこに加われなかったのは間違いなく我々の力不足でもある。
次のネイションズカップは2週間後のツールドフランドルとなるが、そこで選手たちと共に奮起し、リベンジしたい。
福田 圭晃のコメント
「集団内の位置取りでは常に30番以内をキープすることができたが、常にスプリントをし続けているような状況で、体型が小さく筋肉量が違うこともあるがまだまだパワーが足りないと感じた。もっとトルクをかけて踏んでいけるようにトレーニングを積んでいきたい」
松田 祥位のコメント
「スタート前から風が強く厳しい展開になることは予想できていたので、集団内でかなり前方に位置取りしていたつもりでしたが、気付いたら中盤まで下がってしまいました。今まで走ってきたレース以上に激しかったと思います。コンディションもよく脚力的には余裕もあっただけに悔しいです」
3月30日
ANZEGEM
Grand Prix Scieur-Lambot
8.9km X 13周回 出走166名
小野寺 慶 46位 +3秒
冨尾 大地 66位 +3秒
31日 日曜日に行われるネイションズカップに参加しない小野寺と冨尾の2名がエントリーした。
約5% 600mの登りがあるが、1周の距離が長く、全体的に道幅が広く、直線も長いため例年だっと逃げが決まりにくいコースである。
スタート直後からアタックが繰り返され小野寺も的を絞りながら反応するが逃げを決めることは出来なかった。
1時間を過ぎたころに7名が先行。それを追うように小集団での抜け出しがあり、最終的には20名以上の先頭集団が形成されたが、ここに日本人選手が加わることはできなかった。
決まってもおかしく無いタイミング、人数だったのでここは必ず動くべきタイミングだった。
しかしラスト1時間を切ったころに冨尾を含めた数名がブリッジを成功させた。
大きなメイン集団はすぐ後ろに迫り、ラスト半周で約30名の先頭集団は吸収され約80名による集団スプリントとなった。
脚力はあるものの集団での位置取りが課題であった冨尾が160名の集団が半分以下にまで絞られても集団内に残り、ブリッジを成功させた事は大きな前進だった。
小野寺も前回の反省を活かし的を絞りながら動いたが今回は逃げに加わる事は出来なかったが、「どの逃げが決まるのか…?」レースを予測しながらメリハリをつけながら動けたのは良かった。
結果は残せなかったがそれぞれの課題に取り組む事ができたのは今後につながると思います。
冨尾コメント
「密度の高い集団で隙を見つけて割り込んでいく事が何度かでき、前回のレース以上に集団内の位置取りがうまくできたと思う。次回のレースでも集中して課題を克服していきます」
明日はネイションズカップ U23 Gent-Wevelgemが行われます。メンバーは大前 翔、渡邉 歩、大町 健斗、松田 祥位、蠣崎 優仁、福田 圭晃の6名。ここ3週間で4回以上試走を行いこのレースに備えてきました。チーム一丸となって入賞を目指します。応援よろしくお願いします。
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TBS系列 2019年3月30日(土) 18時55分~21時54分
第44回チャレンジサイクルロードレース大会 大会情報が更新されました。
トップカテゴリーであるA-Eクラスでは国内UCIコンチネンタルチームよりディフェンディングチャンピオンの入部正太朗を擁するシマノレーシングや開催地の伊豆地域を拠点とするTEAM BRIDGESTONE Cyclingの他、宇都宮ブリッツェン、愛三工業レーシングチーム、KINAN Cycling Teamの5チームが出場予定。詳細は下記、大会ページをご確認ください。
第44回チャレンジサイクルロードレース大会
更新内容
・2019チャレンジロードA選手リスト
・2019チャレンジロードB選手リスト
・2019チャレンジロード参加案内
・【イベント】 三船雅彦氏による講習会
申込みフォーム
https://goo.gl/forms/IgdCacSKO8ASlXOX2
*写真は2018年・第43回大会A-E優勝の入部正太朗(シマノレーシング)